流れにまかせて生きる 変化に応じる「観音力」の磨き方

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569811734

作品紹介・あらすじ

先行きが見えない不安な時代にあって大切なのは、相手や状況に応じ、流れに任せて変化する「観音力」。そのことを禅僧がやさしく語る。

感想・レビュー・書評

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  • 仏教の教えに則って、人の世の生きづらさを軽減してくれる本。

    要点は3つ。

    自意識(私)を薄めること。
    柔軟であること。
    今を大切にすること。

  • 855

    玄侑宗久
    1956年、福島県三春町生まれ。安積高校卒業後、慶応義塾大学中国文学科卒。さまざまな仕事を経験したあと、京都天龍寺専門道場に入門。2001年「文学界」に掲載の「中陰の花」で第125回芥川賞を受賞。2007年、柳澤桂子氏との往復書簡『般若心経いのちの対話』で第68回文藝春秋読者賞を受賞。仏教や禅にまつわるエッセイや対談本も多い。2008年より福聚寺第35世住職。花園大学文学部客員教授、新潟薬科大学客員教授

  • 「いたずらに先の動きを予測するよりも『無心』で『今』に対応してくださいー妻の父が貸してくれた仏教本で、気持ちがずいぶん楽になりました。

  • 世界的にみて外庭を掃くのは日本人くらい、という手入れについての話がとても興味深い。

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著者プロフィール

一九五六年福島県生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒業。八三年、天龍寺専門道場入門。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺住職。花園大学仏教学科および新潟薬科大学応用生命科学部客員教授。二〇〇一年「中陰の花」で芥川賞を、一四年「光の山」で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。著書に、『禅的生活』(ちくま新書)、『荘子と遊ぶ』(ちくま文庫)、『やがて死ぬけしき』(サンガ新書)、『竹林精舎』(朝日新聞出版)などがある。

「2020年 『なりゆきを生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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