意識力 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569816456

作品紹介・あらすじ

意識が変われば人は大きく成長する。ヤクルトで三度の日本一、日本代表主将を務めた著者が、気づきを与えて人を動かす方法を著す。

感想・レビュー・書評

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  • 元ヤクルト 宮本選手の本。
    球界を代表する選手であったが。その裏には多大な努力と思考があったのだと感じた。

    自分を変革する姿勢、学ぶ姿勢、リスクマネジメント、学ぶことは多かった。

    自分の力量を知り、その中でどのように変えていくのか、どのように努力をしていくのかこれを常に考えていくことが大事であると感じました。

  • 先輩が読んでいたので、読んでみたいと思った。
    プロ野球選手ならではの感覚は説得力があり、どんどん読み進められた。
    自分のことを知るとともに、的確に改善していく姿勢、ぜひ真似したい。

  • プロ野球の世界で、
    長い間、ひとつの場所で戦い続けるというのは、
    なかなか難しいことだと思います。
    それだけでもシンプルにすごい人だ。

    実際に読んでみて、さらにすごいと思ったのは、
    たくさんの人から気づきを得ている点。
    ご自身も書いておられましたが、
    同じ場面に出くわしても気づけるかどうかは本人次第。
    ぼやーっと過ごしていれば気づけるはずはない。

    私自身、どれだけの人に影響を受けてきたかしら。
    新書1冊にまとめられるほど思い出せない。
    それは、私自身の問題。
    きっといろいろ教わっているはずなのに、
    それがきちんと残っていないということなのだろう。
    このあたりがプロとの大きな差なのだろうなぁ。
    反省。

  • 宮本さんの凄さのわかる一冊です。
    青木や城石とのエピソードも面白かったです。

  • 意識力
    221116読了
    今年42冊目今月4冊目。
    #読了
    #意識力
    #宮本慎也

    大谷や村上、佐々木朗希などと違って、身体資本はさほど強くなかった著者が、プロで生き残るために考え続けたこと。

    タイトルと異なり、
    課題発見力と、改善力、事実の評価力が高かったのだな、という読後感。

    具体的野球話が多く、応用するのは難儀だがファンだから許す。

  • 「私が長く現役を続けられたのは、周りを見下ろして野球をしたことがないからだった。ーーーその分、野球がうまくなりたいという熱意が人より勝っていたのかもしれない。冷静に自分を分析して、どうやって生き残っていくかを考え続けようとした。」
    主役級選手が揃うプロ野球選手という立場の中で、体格やパワーで肩を並べられない分、宮本は己を知り的確な能力を鍛える方法を見出した。そしてそれを見出せたのは「意識力」の高さからだった。
    いかに周りが無意識で流している所にも意識を張り巡らせられるか。
    宮本が2大会連続主将として選ばれた人間力が詰まった一冊。

  • 野球が好きな人は読めばいい。

  • 元プロ野球選手の宮本慎也の現役時代の話。

    彼が単に選手としてだけではなく、チームリーダーや選手会長としてもプロ野球界に貢献した理由がよくわかった。

  • その道でプロとなるためには常にその仕事や物事に対して意識を持って取り組むこと、と言う当たり前だけどなかなか難しいことを、自身の現役時代の経験談から引用して記している。

    怪我をしない、元気でいることと食欲の連関についてもちらっと書かれていて興味深かった。

  • 『意識力』/宮本慎也

    NPBのヤクルトスワローズのレジェンドの一人である著者が語る心の持ち方。
    近年はヘッドコーチとしてチームをまとめていましたが、プレーヤーとしてもその姿勢は超一流だったのではないでしょうか。

    キャッチボール一つとっても、そこに宿る「意識」
    「意識」をする、しないでは、もたらされる結果に雲泥の差がある。
    それは、日常生活のあらゆる場面でも同じことがいえる。けど、「意識」することはできても、それを「意識し続ける」ことが難しい。それを完璧に自分のルーティンにできれば、自分のレベルというものも、一段も二段も上にいけると思う。
    著者はまた、
    p185
    基礎体力を向上させなければ、技術パフォーマンスも上がってこない。

    とも言っており、これも、スポーツ以外でも同じことがいえる。基礎体力にあたる土台をいかに築き、固めるか。土台がグラグラな状態ではいかに技術があっても、継続的に力を発揮することは難しい。

    この書籍にはそんな、基礎的なことをやりつづけるには、そして、その結果を導くための方法や心構えがまとめられている。

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著者プロフィール

1970年、大阪府生まれ。PL学園、プリンスホテルを経て、’95年にヤクルトスワローズに入団。’97年からレギュラーに定着し、’97年、2001年の日本一に貢献。2004年、’08年には北京五輪の日本代表主将に指名され、’06年のワールドベースボールクラシックにも出場。2012年に2000本安打と400犠打を達成し、’13年に現役引退。ゴールデングラブ賞10回、オールスター出場8度。2001年のシーズン67犠打は世界タイ記録。2011年には三塁手最高守備率.997をマーク。コーチを兼任した13年に43歳で引退、評論家になる。18、19年シーズンは、ヤクルトスワローズ1軍ヘッドコーチを務める。

「2020年 『師弟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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