- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569824048
感想・レビュー・書評
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2018.05
つい、人の目や評価が気になって息苦しく感じたり、自分といて楽しいと思ってもらえているのかな、と不安になることが重なったタイミングで、タイトルに惹かれて購入。
結論、読んでよかった。
結局、人との関わり方と言っても、他人とどううまく接するかなんて小手先のテクニックを磨くんじゃなく、まずはありのままの自分自身を認めてあげて、無意識に縮こまっている心を癒してあげて、愛してあげることが大切なんだと気付かされた。
自分をちゃんと愛して、ありのままでいいんだと思えれば、心に余裕が生まれて自然と周りの人のことを思う余裕ができて、リラックスした良い関係を作っていけるのではないかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の中の傷が「一緒にいて疲れる人」にしてしまう、ということに確かにそうだなあと思った。カウンセラーの著書だけに「聴き方」の部分ははっとさせられることが多かった。
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傾聴のコツはとても参考になった。
自分も人の話を遮って話す時があったので、この本をきっかけに意識して直していこうと思う。
終盤にカンセリングの薦めが突然出てきてやや商業的に感じた。
本のタイトルを一貫した内容だともっと満足できたと思う。 -
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
図書館
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心理学的観点からヒトとの関係構築についてわかりやすく解説されていると思う。
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20170124
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傾聴をしっかりしてみようと思う。何かあれば、今度カウンセリングに行ってみようかな(笑)これから、大学を卒業して大人になっていくし、素敵な人間関係を築いていきたい。
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阿蘇にて。
瞑想15分してみよう。
カウンセリングもいいかも。
自分がどう思われるか気にするよりも相手に興味を持つこと。 -
先日石川県に旅行に行った際、店頭で見かけて購入。
あなたの周りに、一緒にいるだけで息苦しい、なんだか安心できない人っていませんか。
いると答えた方も、いないと答えた方も、自分がそうでないと言い切れますか。
社会で生きていく上で、人間関係は切っても切れない重要な要素のひとつです。
どうせなら、周囲の人と良好な関係を築いていける方が、自分にとっても他人にとってもいいですよね。
そんな「一緒にいて、ラクな人」であるために気を付けること、心がけるべきことを、現役心理カウンセラーがアドバイスしてくれる一冊。
ここ数ヵ月で一番ためになった本といっても過言ではないですね。
序盤はよくあるハウツー本だなぁと半ば馬鹿にしていたのですが、読み進めていくと肚にすとんと落ちることが盛りだくさんの良書でした。
気になった頁上辺を折り曲げることにしているのですが、本を横にして確認すると折り曲げた頁だらけです。
これまで、自分は対人のコミュニケーションをキャッチボールと捉えてきました。
投げられた球を、相手のミットに投げ返す。
だから、相手が一番取りやすい球を、取りやすいスピードで投げ返すことが一番大切だとどこかで信じてきたんだと思います。
人によっては、刺激を求めて意外な球を期待しているかもしれません。そのような人には目の覚めるような暴投をしてあげなければならないのでしょう。
心理状態を汲み取ろう、というのは、あくまでこうした自分が球を投げるときの参考資料集めのイメージであり、視点は「投げる自分」「受ける相手」だったわけです。
本書で提示された具体例を読むうち、「受ける自分」と「投げる相手」それぞれの視点に気付くことができたような気がします。
特に「投げる相手」の視点は、当たり前だけれどはっとさせられる要素です。
「なぜこの人は自分に○○の話をしようと思ったのか」
「どうして◇◇について彼は悩んでいるのか」
相手の心理的な背景を想像しようと思える人は、一緒にいて楽な人だと思います。
おせっかいとは次元が違います(おせっかいは、視点が「投げる自分」と「受ける相手」しかない)。
「受ける自分」の分析は、さすが心理カウンセラー、押し付けがましくない指摘事項をそっと並べてくれます。
書かれている内容は、人によっては「そんなの当たり前」なことばかりかもしれません。
しかし、ここまで腑に落ちる書き方の本に出会ったのは初めて。
そんな風に思える方が、自分以外にもいればいいなぁと思います。