- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569826547
作品紹介・あらすじ
研究者の不祥事は忘れた頃に事件がおこる。「過失」ですまされることと「不正行為」として事件となるその境は何かを本書で明らかにする。
感想・レビュー・書評
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《教員オススメ本》
通常の配架場所:教員おすすめ図書コーナー(1階)
請求記号 407//Ta88
【選書理由・おすすめコメント】
研究者の過失・不正をレベル1からレベル5までの5段階に分けて検討している。レベル1は単なるミスで、訂正すれば済むレベルだが、レベルが上がるにつれて悪質性が強くなり、レベル5になると犯罪行為であるとする。本書は、非常に分かり易く書かれており、読み易い本である。新書本であるので、 通学途中の電車の中でも気軽に読むことができる。是非とも読んでもらいたい一冊である。(現代政策・松野民雄先生) -
ん?著者、下品さが増したか?とちょい引く部分はあれども、総じてやはり痛快。すいすいと読める。
特に最後の、ギャンブル中毒云々についてのインチキ報告は圧巻。専門家の凄みが感じられた。
しかし注にあるドラえもんの評価はちょっと違うのでは?特にしずかちゃんの評価。筆者、ちゃんとドラえもんを読んでいるのだろうか? -
著者の今までの本での主張を、STAP細胞事件などの最近の事例で実際に適用して解説してくれている。実践的でわかりやすい。これからの時代、いいように誘導されないように、データの扱いについての知識はますます重要になってくると思う。
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20151005
20151011