- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569831107
作品紹介・あらすじ
「ストレスにはちゃんと意味がある」「鬱であることを否定しない」など、生きづらさを感じている人へ向けて贈る、珠玉のメッセージ集。
感想・レビュー・書評
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五木寛之氏の本はよく読んだ。昔の小説は面白かったし、人生論もためになった。しかしいつ頃からか面白みを感じなくなっていた。▼久しぶりに氏の本を読んで、心が休まる感じを受けた。「生きていく、それだけで素晴らしい」タイトルが語るとおり、生き悩んできた我らにそっとささやいてくれる。いつも多くの不安が待ち受けている。でもそれほどひどいもんじゃないから安心して、そう語ってくれる。▼「不条理であることを悩まなくていい」「人生の目的を求め続ける、それこそが人生」「悩むことは、何かを生み出す一歩手前かもしれない」「私たちは生きているだけで価値のある存在です。生きるというだけですでに様々なことと闘い、懸命に自己を保ち、同時に自然と融和している。悩みのたうちながら、毎日を生き抜いている。そんないのちの健気さを思うと感動を覚えます。まずあなたのいのちの健気さを、自分自身で認めてあげてほしいと思うのです」「『他力』とは、他人任せという意味ではありません。求める・求めないにかかわらず、まるで船の帆を揺らす風のように、私達を動かしてくれるものなのです」
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五木寛之先生の本。肩の力を抜いてマイペースに生きればそれで良い、無意味な人生などない、五木寛之先生のそんな優しいメッセージが詰まっていました。でも人間として生まれてきたからには何か立派なことを成し遂げたい、社会に認められたい、成功したい、そう思うのは余計な自己顕示欲なのかなとも考えさせられました。
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《図書館》【再読】生きていくということが、年を重ねるほど、つらくきつい。大変だからこそ、乗り遅れなければいけない。
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評価に囚われない生き方はどうしたらできるのだろう。
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個人的に七割がたはピンと来ない。所々で著者の経験や仏教の引用が盛り込まれているが、内容を消化しきれない部分が多い。
あと5-10年後に読めばわかるのだろうか。 -
若いときのような俊敏な動きができなくなる、トレーニングしなくてはと思う、手や足、体が動くことを有難く思う。最近、体と向き合うことが多くなりました。 五木寛之 著「ただ生きていく、それだけで素晴らしい」、2016.11発行。このタイトル、しみじみとそうだなと思います(^-^)
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1テーマずつ
経験に基づいてわかりやすく解説 -
本のタイトルが中身を全て語っています。
「ただ生きていく、それだけで素晴らしい」
心の底からそう思える日々をすごして生きたいと思います。