脳神経外科医が教える! 「疲れない脳」のつくり方 (PHPビジネス新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569835747

作品紹介・あらすじ

一億総疲労時代、ますます重要になる脳の使い方。脳の休息法から、集中力アップの秘訣、脳によい一日の過ごし方まで、専門家が指南。

感想・レビュー・書評

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  •  やる気を起こすキーワード3つ。危機感、快感、期待感。なるほどと思いました。若い頃は危機感から、やらねばという意識を喚起したこともありましたw。今は危機感からのやる気はまずないです。反面、快感、期待感を求めてのやる気は益々旺盛です(^-^) 今日は終日雨模様のhitokoto地方ですが、体育館で体操をしてきました。サークルは約30名、いつもは10~10数名の参加ですが、今日は6名。なんだか、みんなが、いつもより団結した、そんな気がしました(^-^) 築山節「疲れない脳のつくり方」、2017.6発行。

  • 頭は、フル活用より少し置いておく

  • 日々、頭がすっきりしないと感じている人、衰えのようなものを感じ始めている人に向いた本です。「疲れない脳」のつくり方というタイトルですが、本来の働きを取り戻す方法という感じでもあります。

    実のところ、「生活習慣の改善」のような、ある意味、当たり前ともいえるようなことが中心にあります。結局は、規則正しい生活が大事だという話ですが、その一方で、変化がなければ、脳の活動は低下してしまう。毎日のリズムはできるだけ、良い形で習慣付けて、仕事などの活動の時間内では、うまく変化をつけていくことが必要なようです。

    脳にいいこと、悪いことが示されていますが、脳の機能やしくみに関する詳しい解説は少なめです。難しい理屈には深入りせずに、簡潔に易しく書かれているということでもあるので、前提知識も何も必要なく、読みやすい本だと思います。

  • 現代の私達は、自分のカラダが、今、どういう状況になっているのか、なかなか知ることはできません。
    「疲れた、けど、明日も頑張ろう」なら、いいですが、「疲れた、もう、頑張れない」という状況は、多々あります。
    そういう時に、どうすればいいのか、私だけではなく、多くの人が知りたいことだと思います。

    この本を手にとった理由は、仕事や勉強で生じるストレスからくる疲労を、
    どうしたら軽減できるのか知りたかったからです。ストレスを外部からの情報と考えると、
    今の社会は、ストレスが増えることはあっても、減ることはありません。

    ストレスと脳の関係の本を記した本はたくさんあります。最近の傾向は、
    どう休息をとるのか(脳を休ませるのか)という視点で、数多くの本を出版されています。
    それは、ストレスが脳に与える影響とメカニズムが、だんだんと医学的に解明されてきているからです。

    過度のストレスを受けると、五感異常となって、カラダを蝕んでいきます。
    ストレスからうつ病、そして最悪の形で過労死までに至ることは、
    広く知られるようになりました。

    定期的に行なう健康診断というものがありますが、
    数か月、もしくは年単位なので、日常的に、自分のカラダの状態を知ることは極めて困難です。

    運動や規則正しいバランスのとれた食事、生活習慣は、
    疲労状態を軽減させる上で極めて有効なのは以前から知っていました。
    しかし、過度のストレスを受けた場合(受け続けている場合)、
    そのようなことをしようとする気力も起こらないという場合があります。

    そういう時に、多くの方は、足を引きずっても頑張ろうとしますが、
    状態はもっと悲惨なことになります。この本では、こういう状態の時の対処法で、
    私自身が参考になるものは残念ながら、あまりありませんでした。

  • 隣の部屋に行ったら、何をしようとしていたか忘れてしまった。最近よく人とぶつかる。なんて人は是非読んで下さい。それは老化ではなく、脳の疲労です。

  • 歳を重ねても脳は進化する。
    規則正しい生活をすると脳は疲れない。

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著者プロフィール

1950年愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長などを経て、公益財団法人河野臨床医学研究所附属北品川クリニック・予防医学センター所長。医学博士。脳神経外科専門医として1992年、脳疾患後の脳機能回復をはかる「高次脳機能外来」を開設。著書に『フリーズする脳』『脳が冴える15の習慣』『脳が冴える勉強法』『脳を守る、たった1つの習慣』等。

「2020年 『「冴える脳」をつくる5つのステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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