- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569842226
作品紹介・あらすじ
無人の自動運転車が人を轢いた――これは事故か、事件か、それともAIの限界か。人工知能の未来に警鐘を鳴らす傑作エンタテイメント!
感想・レビュー・書評
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登場人物の置いてけぼり感や、プロローグからの長い乖離が気になってしまった……。
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タイトルを見て、どれほど難解な作品だろう。。と、構えて読み始めたけど、特にテクニカルなわけでもなく、ミステリアスなわけでもいし、ファンタジックなわけでもなかった。
ただ、表現がシンプルでわかりやすく、筋書きが見えていてもしらけさせずに最後まで読み続けることができたのは、文章の書き方が上手いのだろう。
そのため、ページ数の割には楽に読むことができた。
活字中毒の読書マニアには物足らないかもしれないけど、軽い読み物でリラックスしたい人には向いているかも。
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こんな時代になるのも、もうすぐじゃないだろうか?
あと10年? 20年?
さほど遠くないように思う。対応できるようでありたい。 -
時代設定がとても古く感じるのはなぜだろう。主人公の生い立ちはここまで描く必要があったろうか。どんどん嫌いになっていったが、事故があったから最後まで読めた。
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話の焦点が自動運転の車が人を撥ねたというところではなくて、主人公の成長ストーリーにある。
その中に自動運転の車が人を撥ねた話がちょこっと入っているだけ。 -
どんだけ無能な警察像を書くんだろうこの作者は?!
読んですぐに画像認識プログラムに行き着くだろうってわかるやん?w
しかも主人公は小学生がそのまま大人になったみたいだし、全体的に稚拙。周囲の人物も適当に割り当ててる感じで無駄に話を長く複雑にしていながら内容はすっかすか。残念!
あと"AI"と"人工知能"がページ内に混在しすぎでどっちを使いたいの?って言いたい -
誰もが言葉はしっているAI 人工知能のテーマ
冒頭からAIに対する警鐘を感じさせる。
主人公新谷凱の生き方は現代の若者の最先端のような生き方を感じさせた。
安全に将来設計をしてきた多くの人とは一線を画している。
もっともいつの時代もこのような人が時代を引っ張ってきたのかもしれない。
自分の信念をしっかり持ち貫く、難しいと思う。
だから素晴らしい。 -
人工知能を題材にした青春ミステリー。読み捨て用小説。
藤井太洋みたいな本職に比べるとテクノロジー描写の鮮度が落ちる。
著者の作品の中ではかなりダメな方。物語と新テクノロジー世界描写のバランスがどっちつかずになって失敗したのではないか。
「人工知能を洗脳した!」という決め台詞を使いたかっただけかな?と。人工知能を使ったトリックという部分では、これに似た事例が起きる可能性は大いにあると思う。 -
作者に対して期待しすぎたのかもしれない。AIの自動運転の事故の幕あけに、つかみはOKだと思ったが、そのあとは想定内の展開。読みやすい文章で、あっと言う間に読み終わった。ただし、充実感はなし。