「一見、いい人」が一番ヤバイ

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569842677

作品紹介・あらすじ

あんなに優しそうなのに。あんなに元気でいい子なのに。そういう人が一番厄介。巧妙な手であなたをじわじわ蝕む! タイプ別に分類し、対処法を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • なんとなく会うと疲れたり、この人と会うと自分がだめな人間に思える。でもすごくいい人だから、嫌うのはおかしいい、罪悪感もある。でもやっぱり一緒にいるとなんだかストレスを感じるし、自分が傷つけられるような気がして警戒してしまう…
    そういう「一見いい人」によって、消耗してしまっていませんか? という問いかけに「そう!そうなんですよ!!」と思いながら読むことができました。
    サイコパスやいかにもヤバイ悪評高い人なら、周りの人と愚痴を行っても共感してもらえるので、比較的苦痛は少ない。しかし、「一見いい人」はコミュニケーション能力や人間関係構築スキルが高いので、私の周りの人は既にその人の味方になってしまっている。
    だから、その人を苦手だと話してしまうと、自分が悪者になってしまうかもしれない、恐れを感じてしまう。…

    結論からいうと、いい人だろうがなんだろうが、「苦手」だと思っている事実を認めることが大切だということ。自分の素直な感情を押し込めるのは実はものすごくエネルギーを使っていることなのだということ。
    そして、「休む」「離れる」などとてもわかりやすいエネルギー管理の仕方が書かれています。
    「おうち入院」いいなと思いました。

    著者は過酷な現場で心を病んでしまった自衛隊員のカウンセラーだったとのことで、もっと難しいことを要求されるかと思ったら、とてもシンプルでわかりやすく、あっという間に読めました。
    まずは「休む」を実行したいと思います。

  • ストレス3段階やストレスがコップに溜まっていく説明がわかりやすかった。最後の対処法は是非試してみよう。

    ・疲れは、進行するほどにストレス刺激の感受性を高めていく
    ・一見いい人は、できるようになりたい、一番になりたい、仲間に助けてもらいたい、愛されたい、どれかを刺激してくる人

  • 消耗する相手の対応。

  • 子どもの頃真面目に生きてきて、辛くて苦しい人に読んでほしい。子どもの頃と同じ頑張り方で大人が生きていくのは苦しい。時には上手く逃げること。ちゃんと心の声を聞いてあげること。自分が嫌なことはちゃんと嫌だって認めてあげること。幼い頃に良い子で頑張り屋でほめられるのが大好きだった子に読んでほしい。助けを求めることが大切。一人で生きていけるほど、人は強くない。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000067764

  • タイトルに惹かれて読んだけど、内容はあまり刺さらなかった。
    そうだよな、という内容が続いていく感じ。

    パターン別処方箋の章を楽しみにしていたが、例も殺し文句も、こういう人いるいる!なるほどこう対応すればいいのか!とはならなかった。

  • とにかくメンタル強くしたいんですがどうしたらいいですか?をよんて、良かったのでこちらも読んでみた。

    内容は上記と似ているが、具体的な対処があまりピンと来なかった。
    あまり「ヤバいいい人」が身近にいないからかもしれない。どちらかと言うと自分が当てはまる…

  •  相手のタイプ別の対処法とか、ストレスを穴あきコップに溜まる泥水に見立てた対処法、気持ちをその場でクールダウンする「ありがとう瞑想」など、特に後半の具体的なアドバイスが役に立ちそうに思いました。読んで良かったです。

  • コップの例えがわかりやすかった。一度何もせず寝るだけの日を作ろうと思った。

  • 一見いい人に対する対策が色々書いてあったが、ストレスを感じた時などの対策や、その時に前向きになる考え方なども記載されており勉強になった。同じ作者のストレスに対する対策や困った時に前向きなる考え方などの本を読みたいと思った

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著者プロフィール

【下園 壮太】(シモゾノ ソウタ)

メンタルレスキュー協会理事長、元陸上自衛隊心理教官。陸自初の心理幹部として多数のカウンセリングを経験。その後、自衛隊の衛生科隊員(医師、看護師、救急救命士等)やレンジャー隊員等に、メンタルヘルス、カウンセリング、コンバットストレス(惨事ストレス)対策を教育。本邦初の試みである「自殺・事故のアフターケアチーム」のメンバーとして、約300件以上の自殺や事故にかかわる。平成27年8月退職。現在はNPOメンタルレスキュー協会でクライシスカウンセリングを広めつつ、産業カウンセラー協会、県や市、企業、大学院などで、メンタルヘルス、カウンセリング、感情のケアプログラム(ストレスコントロール)などについての講演・講義・トレーニングを提供。著書50冊以上。

公式HP: http://www.yayoinokokoro.net/

「2023年 『ワーママが無理ゲーすぎてメンタルがやばいのでカウンセラーの先生に聞いてみた。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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