- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569842684
作品紹介・あらすじ
楽天的な性格が苦労を呼び、その苦労を何度でも楽天で乗り越えた――ミリオンセラー『九十歳。何がめでたい』著者の元気が出る人生論。
感想・レビュー・書評
-
「九十歳。何がめでたい」のヤケクソ人生論が面白かった佐藤愛子さんの2冊目なのですが、旧著の寄せ集めで少しガッカリ。
16本のエッセイは、1973年~2016年のもので、2000年以前のものが14本。
座右の言葉が9つ載っているが、本書のタイトルはそのうちの1つ。
この言葉の前には実はもう一文「悲しいことは忘れなさい。」が付いている。
どのようなシチュエーションで発せられた言葉かを知ると強い意志が伝わってくる。
座右の言葉の背景には苦労を乗り越えてきた生き様があるのですね。
打たれ強くなるには「打たれる」ことだ。
現代に生きるむつかしさは、逃げようと思えば逃げ道があちこちにあることだ。公の助けもいっぱいある。
など、逃げ道がほとんどなく我慢が美徳だった時代からの世の中の変化を感じる内容となっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
愛子さんの何十年かの記録。遠藤周作さんとのやり取り、面白い。
-
この本は、中身云々より、題名が全て。
フレーズで引用したところだけが好き。
著者は、私とは合わない。相性悪い。
佐藤愛子の本は、もう読まない。 -
佐藤愛子 著「人生は美しいことだけ憶えていればいい」、2019.4発行。人の好き嫌いの殆どは相性。相性が悪いということは感受性が違うということ。確かにそうだと思います! 私と佐藤愛子さん、相性が悪いかもしれませんw。
-
以前、よく読んでいたジャンルです。
私の座右の言葉として、8編書かれていました。
著者の言葉に加え、著名人の言葉も添えられて・・
昔の読書を懐かしく思いました。 -
ずいぶん昔に書いたものを集めたもんだ~~遠藤周作との対談まで載ってる。まあ,PHPに書いたもんだから,どう編集しようと勝手なんだろうけど。必ず二度の結婚の失敗話が出て来るねぇ
-
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00609608 -
図書館、公園、ドトールを梯子して読了。
天気の良い日で、風が気持ちよく、外にいるだけで気分の良い空気だった。
公園でつけてきた桜の花びらが、ドトールの椅子の上に落ちていた。指でつまんで拾った。
悲しいことは忘れなさい
人生は美しいことだけ憶えていればいい
これは著者の佐藤愛子さんの言葉ではなく、エリザベスサンダースホーム創設者の沢田美喜さんの言葉だった。テレビカメラの前で、泣く青年を抱いて言った言葉だった。 -
とにかく名言の宝庫。染みる言葉が多い本。若いうちに出会っておきたい一冊。
-
今の時代に生まれたのがあんまり良くないのかという気にさせられながら読みました。
昔の人は打たれ強いとか、我慢強いことが美徳とされていた時代に育ったものは強いですとか。
今の人はシャキッとしてないとかなんとか、、、
読んでてあんまりいい気はしないな。
『九十歳、何がめでたい。』が面白かっただけに残念。