仕事が速い人は、「これ」しかやらない ラクして速く成果を出す「7つの原則」
- PHP研究所 (2020年3月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569846675
作品紹介・あらすじ
残業ゼロで成果も高い人は、一体何をしているのか? 仕事のムリ・ムダ・ムラが激減する「正しい力の入れどころ」を徹底解説!
感想・レビュー・書評
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著者のセミナーを受講したことがあるが、読んでいるときにその人であることに気づき、ちょっとした驚きと嬉しさがあった。
本書で今後活かしたいポイントは以下の通り
・Todoをひとつのノートにまとめる
・高いパフォーマンスが必要な仕事を先にやる
・仕事に制限時間をつける
・ポモドーロ・テクニック 25分*やったら5分休む *時間は要検討詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エッセンシャル思考と7つの習慣をミックスさせたような本。午前中は頭が働くゴールデンタイムであり、簡単なタスクはその時間でやらずに難しいタスクをこなすことが定時上がりへの秘訣らしい。
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「仕事が速い人は、注力すべき仕事を見極め、最速で片づけ、うまく人に任せる」
これが全てだと思うし、その通りだと思うけれど、どうしたらよいのだろうという疑問が湧いた。
やらないことを見つけるのが、賢い時間術、とのことだが、私はここが一番苦手だ。物も時間も、隙間があれば、すぐ何かで埋めてしまう。
一つの仕事が終わるたびに、その仕事のものはしまって、1つに集中!というのを実践してみたが、これは昔より身軽に仕事ができているようで効果があった。
やることノートに全てを書き出すという案も、やることをひらめいたら、瞬時に期限とやる日を決めてグーグルカレンダーに登録するようにしたところ、余計な脳内メモリーを使わずにすむようになった気がしてよかった。
必要なことだけやる!これに尽きると思った。 -
『感想』
〇人の仕事の能力は大概仕事の速さで分かる。これはある程度経験を積んだ人ならわかること。ゆっくりだけど丁寧なんて言ってもらえるのは仕事を始めて数年のみ。やることはたくさんあるのだから、数こなせる人は大切にされる。
〇失敗を怖がっていたら、新しいことに挑戦できないし、大成功も収められない。ただし失敗を許される貴重な人材になっておくことが案外安心材料になる。これは若いときからの積み重ねだよ。あとはどれだけ周りをフォローしてきたか。人の感情に訴えられるとよい。
〇失敗を引きずらない手段を持つことが大切。私は一晩眠ればその精神的な苦しみは8割がたなくなる。それでも引きずることは、実は苦しむことに意味があるのだと理解するようにしている。そして失敗を忘れるのではなく、失敗を生かしていこうというポジティブな気持ちを心に留める。
『フレーズ』
・「仕事が速い人」と「遅い人」の絶対的な違いは、どこにあると思いますか?(略)注力すべき仕事を見極め、その仕事を最速で片づける能力。そして、そうでない仕事は、うまく人に任せる能力。(p.3)
・変化がもたらす感情や満足度といった気持ちの側面も考慮に入れる必要があります。(p.47)
・「目標」「目的」「期限」「数字」の4つをメンバー全員で共有できれば、全員の仕事の速度が上がります。(p.140)
・仕事が速い人は、悩む前に行動してしまいます。そして、失敗してもあまり落ち込まないし、引きずらない、切り替えが早い。そもそも、仕事なんて「失敗してなんぼ」。そう考える習慣を持っています。(p.190) -
力の入れどころを見極めるのが大事。内容は目新しいことはなく、既に実践しているものが多かった。
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あらゆることに期限を決める
5秒で動き出す
仮説検証をする
すべての仕事は細分化する
任せる(あなたがこれをやってくれたら、こんないいことがあります、という。その時間で代わりに〇〇をします。)
費用対効果を考える
やらないことを決める
14分作業+1分休憩、を1サイクルにする
数字で伝える
会議の前に、目的と終了時間を明言する
目標はルーティンワークまで細分化する
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仕事の終わりを意識して仕事してみると集中力が高まったので続けてみようと思う。14分仕事して1分休むのサイクルもやってみようと思う。(
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具体的に仕事の進め方が書かれており、少しずつでも実務に取り込めそう。
また見直したい。 -
既に知ってるノウハウばかりだった
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どこかで聞いたことがある内容ばかりで新たな気づきはなかったが、読みやすく復習にはなった。「大変そうな仕事も、『3、2、1、GO!』で、まずは最初の一歩を踏み出してしまう」「『私はあなたを気にかけていますよ』というサインを送る」「(もし会社を辞めたくなったら)こう考えてみてください。1年後の今日、会社を辞める!」