- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569850115
作品紹介・あらすじ
あなたは、自分の感情に手を焼くことはありませんか? 自分の感情をどうすることもできず、引きずられてしまうことはありませんか? どんな仕事のスキルや成功哲学を学ぶより、自分の感情とうまく付き合うことは、人生において重要なスキルといっていいでしょう。自分の感情をどう整理していくかで、仕事のやり方も、人との付き合い方も、生き方も変わってくるのです。
人生がうまくいくか、いかないかは、感情次第といっても、過言ではありません。
人生をうまく進めていく人の共通点は、自分の感情と現実との折り合いをつけるのが、うまいこと。自分の感情は、それはそれとして受け止めて整理しつつ、現実に対しては、「あら。そうですか」と、あっけらかんと向き合っているのです。
この本では、感情を整理するための、とっておきの考え方を、まんがとともに紹介します。
感想・レビュー・書評
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皆さんが日頃感じている感情やそれに伴う行動等を客観的に捉えてそれをわかりやすく説明するために漫画にした本です。
中でも感情は例えるなら馬であり、その手綱をしっかりともって自分でコントロールしていく必要があるという表現はとても印象的でした。 -
結構よいことが書かれているような気はするのですが、いかんせんタイトルにある「まんが」が邪魔をしてしまっていますね。まんがと文章が1ページづつ交互に配置されている構成が非常によみづらい、読み手のテンポを作らせてくれません。肝心のまんがも単に本文に書けばよいことをキャラクターにしゃべらせているだけで、ストーリー性はいっさいなく、世に数多あるまんがでわかるシリーズにあるようなストーリーを読むことで内容がよりよくわかる効果はいっさいありません。これなら文章のみでじっくり読める構成のほうがよいのではないかと感じます。
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何かで紹介されていた。
人生がうまく行くには、自分の感情を整理しコントロールすること、ということを解説した本。
漫画交じりなので読みやすい。文章もわかりやすくて、説得力があり、よく理解でき、共感できた。改めて大事なことを心に留めた。
・腹を立てても何も得をしない。怒りそうなときは「怒ったら負け」とつぶやく。自分の正当性を主張するより、うまく物事を進める方が先。
・怒っているときはまず相手の話を聞く。反論したくても最後まで聞いてから自分の考えを話す。
・誰もが心の奥底で「自分が正しい、相手が間違っている」と思っている。期待しているからこそ、怒りを感じる。
・人のせいにしても何も解決しない。
・ネガティブな感情になったときはプラスの言葉を口にする。
・「自分の問題」か「相手の問題」か分けて考えて、「相手の問題」には関わらない。
・感情と問題解決は分けて考える。
・自分基準を他人に求めない。
・本当の失敗は何もやらないこと、すぐにやめること。 -
さらっと読める、前向きになれる。
よく聞く言葉、当たり前のこと、それを読むことって大事。 -
自分のイライラ 怒りが コロナ禍や ホルモンバランスとあいまって 爆発してしまって いかんいかん これではいかん と手に取った本。
自分の感情と 問題解決は 分けて考えること。
自分の感情を 認めて 癒してあげること。
感情の上書きをすること。
うんうん そうだよな と 改めて 読みながら 肝に命じました。
自分の感情の手網は 自分でコントロールするのだ!それが ハッピーに 生きる 秘策だな と思いました。 -
さらっと流し読み。
漫画でわかりやすいのは良いが、どこかで聞いたようなフレーズが多い。目から鱗が落ちるような内容ではなかった。
結局わかっちゃいるけど…なんですよね。
怒っても仕方がないことにイライラしたりすることはよくないと思い、こういう本はいくつか読んでいるからかな。でもそうして逃げてたらいつまでも同じところでぐるぐるまわるのみ。 -
周りの人からは「落ち着いた人」「怒ったところを見たことがない」という印象を持たれてる私。
たしかに声を上げて怒ったり、手や足が出たり、なんてことは記憶の限りありません。
そんな私でも、後悔だったり、自己嫌悪だったり、イライラしたり、いろいろな感情を持っています。
こないだも会社で大事なモノをなくして、周りを巻き込んで捜索したり(最終的に見つかりました)なんてことがあって、自分はなんてダメなんだろう、なんて自己嫌悪に陥っちゃたなんてことがありました。。
やっぱりネガティブな感情より、ポジティブな感情でいられる時間が一分一秒でも長い方が自分の人生にとってハッピーだよね、ということは思うわけです。
じゃあハッピーになるためにはどうすればいいか?
そのためのコツを教えてくれるのが本書。
他人は変えられないけれど、自分は変えられる。
先程の話で、私がモノをなくした時「自分はだめだ」とばかり思って落ち込んでばかりいてはダメ。
自分には何の得もないのに一緒になって探してくれる人が何人もいたことに、感謝の気持と、私には助けてくれる素晴らしい仲間がいる、というふうに気持ちを切り替えることで気分を和らげることができる。
一気に全てを実践するのは難しいかもしれないけれど、自分が直したいと思っているところを一つひとつ実践して、人生を少しでもハッピーな方向にしていける。
この本で、怒りっぽいあなたも、落ち込みやすいあなたもぜひハッピーな時間を少しでも多くしてください。 -
冒頭に4コマ漫画を用いて感情を整理し受け止める方法を説いた本。
自分を否定する人は誰でも嫌い。まず、相手の立場から考えてみる。
【関連書籍】
アンガーマネジメント -
怒っても何もいいことはないことは頭ではわかっている。そうはいっても、感情を理性でコントロールするのは難しい。感情とい名の馬を理性という名の手綱で制御しようとするがなかなか上手くいかん。対処としては、一旦席をはずすようにしよう。そして、感情…馬に「本当は君はどうしたいんだい?相手に謝ってほしいのかい?関係を切りたいのかい?」と諭すように聞いてみよう。仲良くなりたいなら、その対策を考えればいいし。とっても難しいけど…
文中に衝撃的な表現を見つけた。怒っているときは、自分の頭の片隅に、相手を下に見ている意識が働いている…対等に見ていないということか。
https://toyokeizai.net/articles/-/468127