- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569850405
感想・レビュー・書評
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展開が気になり一気に読了。福田さんらしからぬ事件の構図スッキリしない部分も。「ディープフェイク。新しい技術が悪いんじゃない。悪用する人間が悪い」でも悪用する人間は後を絶たない、性だから。それをロシアで見せ付けられている、無力感と共に。“見る目”養ってどうなるものでもないけど、必要か。
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スピード感があってまあまあ良かったと思います。
ただ裏取りしない記者とか展開が浅いとかどんでん返しがないとか。
ちょっと展開が残念ではあったかなと思います。 -
社会問題化しているネットでの誹謗中傷、
興味を持って手にしましたが、犯人等々が身近なところに居すぎて現実味が無かったです。 -
【感想】
小説だと知らず人工知能の勉強にと思い開いたら小説だった。
せっかくなので読んでみると、その面白さにみるみる引き込まれていった。
読み進める中で、犯人に対する怒りが伝わってくるとともに、ネット情報のいい加減さやネット情報に影響を受けやすい人たちの攻撃力を改めて認識した。
ネットの世界は付かず離れず程度の付き合い方がよい。 -
こんなことが現実で起こるのか…と、もし自分が主人公の立場だったらを考えると恐ろしい。
SNSは嫌いで殆んどやらないが、より嫌いになった。(笑) -
中学の教師がネット上で根拠のない情報が簡単に拡散された。現実に起きてない事を起きているように描かれる、実に怖い。この教師は最後までよくがんばり戦ってきたが家族は離れて行った。ネット上の事は信じるのか?本当に恐ろしい時代になった。
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雑誌で報道されたフェイクニュースを発端にネットで炎上、真相を究明に奔走する熱血教師湯川。弁護士や雑誌記者、同じ番組の出演者たちに助けられ、犯人を追い詰めていく。今はやりのSNSで誹謗中傷がテーマではあるが、その背景にある恨み、嫉妬などの感情や入り組んだ人間関係を描き切った力作。緊迫し読み応えあるストーリーに仕上げている。