夏目家のそれから

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569856452

作品紹介・あらすじ

夏目漱石の孫である著者が綴った、漱石とその一家にまつわる随想録。当時を知る肉親が「あえて遺したい」という文豪の実像とは――。

感想・レビュー・書評

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  • 夏目漱石の孫 半藤末利子おすすめ4選 | 小説丸
    https://shosetsu-maru.com/recommended/handou-mariko

    妻が語る半藤一利さん、プロポーズの言葉は「僕をあなたの奴隷に」 非戦貫いた「幸せな人生」:東京新聞 TOKYO Web
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/205359

    夏目家のそれから | 書籍 | PHP研究所
    https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85645-2
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    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • わずか10年の間に作った作品が
    100年後も読み続けられている夏目漱石。

    いままで何度も何度も読もうと思いながら
    次々新刊に誘惑されてしまう私……
    末利子さんお薦めの『道草』『行人』『彼岸過迄』
    そこから読もうかと思いながら

    その前にどうしても読みたい本が出てきてしまいました!
    誤解を恐れずに自分勝手にメチャ大雑把に強引に言うと
    夏目漱石の門下生のなかに(漱石の死後ですが)
    『こころ』の「K」と「先生」みたいな人がいて、
    2人は自殺はしていないけど
    それぞれにその件に関する小説を書いている!
    「お嬢さん」は夏目漱石の娘で末利子さんの母です。
    何をおいてもその作品を読みたくなるでしょう?

    夏目家の皆さんの当時とその後
    非常に面白かったです。
    末利子さんには、まだストックがあるようなので
    どんどん書いてほしいです。

  • 漱石のお孫さんの回想録です。夏目家周辺の諸事情を、 お母様が語られたことを含め 書いておられます。身内への愛や敬意が感じられます。弟子の皆さんは残念な方々が多かったような? 「夏目家の糠漬け」が良かったかな。

  • (借.新宿区立図書館)
    基本的に過去の作品を収録。テーマごとに並べなおしたもの。したがって半分近くが再読。とはいえ興味深い内容であり、個人的に忘れている(年のせいですね(-_-;))内容も多いので再読してよかったかも。

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著者プロフィール

半藤末利子(はんどう・まりこ)
エッセイスト。1935(昭和10)年、作家の松岡譲と夏目漱石の長女筆子の四女として東京に生まれる。1944(昭和19)年、父の故郷である新潟県長岡市に疎開、高校卒業まで暮らす。早稲田大学芸術科、上智大学比較文化科卒業。夫は昭和史研究家の半藤一利。六十の手習いで文章を書きはじめる。夏目漱石生誕150年の2017(平成29)年に新宿区立漱石山房記念館名誉館長に就任。著書に『夏目家の糠みそ』『漱石夫人は占い好き』『夏目家の福猫』『漱石の長襦袢』『老後に乾杯! ズッコケ夫婦の奮闘努力』『老後に快走!』がある。


「2021年 『硝子戸のうちそと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

半藤末利子の作品

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