- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569900872
作品紹介・あらすじ
庭に潜むあやしいもの、悲しい事件、残された想い……。庭師の娘がそれらの謎を優しく解いてゆく。感動の書き下ろし時代小説。
感想・レビュー・書評
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其の一 韓藍の庭 其の二 時迷いの庭
其の三 人恋の庭 其の四 魂消えの庭
其の五 鬼呼の庭 其の六 言祝ぎの庭
人と共にあって不思議を宿した庭。その不思議を解く娘、お紗代。見えないものを見て聞こえない音を聴く。自分の意思をきちんと持って様々な庭に対する彼女は清々しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ある作家の京都弁??は読みにくかったがこの作家は読みやすく流れるように読み進めることができた。途切れるような会話の流れは読んでいて苦になるし、内容がよくてもイライラ感が増して残念だなと思うが全然そんなこともなかった。
お紗代がこの世とあの世の架け橋となり人を救う事によって自分のするべき事を見つけていく姿や助けてあげたいと願う心の強さにうるっとくる。続いて欲しいが続くとマンネリになり最初の感動が奪われてしまうような気がするので心残りで終わった方がいいのか、でも続編が出たら購入すると思うくらいに内容はよかった。 -
202108.07
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お紗代がお嬢なせいかあやかしに惹かれるせいか、考えなしな言動が気になりますが、話はとても面白かったです。庭に関する不思議な事件がどれも切なく優しい。
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幼馴染が一途で良かった。
真っ赤な鶏頭の庭、見てみたい。 -
「鬼滅の刃」は読んだり見たりしてませんが、きっと『鬼呼の庭』の方が面白いような気がする。
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本当に安定して面白い三好作品。今作も寒い日々の中でほっこりさせていただきました。
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おともだちに教えてもらって読みました。
おもしろかった!
なんだかほんのり切なくて、こんな恋あるの!?と貧乳が絞られたぞ。
お庭に込められた想いや意志をうけとめて奔走する紗代ちゃんかっこいいよ!