君と見つけたあの日のif (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 379
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569901015

作品紹介・あらすじ

財政難の劇団を救うため、女子高生劇団員がレンタル家族のお仕事に挑む!? 居場所がないと悩む全ての人に贈る、感動の青春&家族小説。

感想・レビュー・書評

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  • この世界観は私的にはめっちゃ好き。
    誰かにおすすめの本として紹介したくなった!

  • 元人気子役で今は浜松の劇団員として演技に力を入れている結菜。その劇団の経営が行き詰まり、家族とはぎくしゃくして、本音を話せる友達もいなくて。
    そんな結菜にレンタル劇団員としてある家族の娘として過ごしてほしいという仕事が入る。依頼人が誰なのかは秘密。事情が分からず、混乱しながら演じる結菜。次第にその背景が明らかになっていき、ラストで解き明かされる事実に“あぁ、そーゆうことだったのか”と。じわじわきます。

    家族や親しい人はそばにいてあたり前と思うけど、いつか離れ離れになる日がくる。それは突然やってくるかもしれない。だから後悔しないように、日々を、大切な人を、ちゃんと大切にして生きなきゃね。日々の生活に流されて忘れがちになることを思い出させてくれるお話でした。良かった…!

  • 初めはこの設定に入り込むのに苦労したが、なかなか面白い試みの作品だった。
    全員が成長できる、良い話。

  • 学生(らいすた)ミニコメント
    感動小説の名手が贈る、心温まる青春と家族の物語。


    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1323266

  • 泣くまではいかなかったけれど、良い本だった。
    1時間あれば読める程度。
    いぬじゅんさんの作品としてはそこまで、、、って感じだった。

  • 最後、泣けます

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著者プロフィール

奈良県出身、静岡県浜松市在住。2014年『いつか、眠りにつく日』(スターツ出版)で第8回日本ケータイ小説大賞を受賞し作家デビュー。2019年フジテレビFOD、地上波にて連続ドラマ化され、のちにコミカライズ。『この冬、いなくなる君へ』(ポプラ社)で第8回静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」大賞、『この恋が、かなうなら』(集英社)で第10回同賞受賞。その他、『今、きみの瞳に映るのは。』『北上症候群』(実業之日本社)、『君がオーロラを見る夜に』(KADOKAWA)、『叶わない恋を叶える方法』(ステキブックス)など人気作品多数。持ち味の〝どんでん返し×泣けるヒューマンファンタジー〟や生死をテーマにした作品には根強いファンを持つ。

「2023年 『無人駅で君を待っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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