ぬるま湯女子会、38度(ときどきちょっと熱い)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575239690

感想・レビュー・書評

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  • タイトルで借りてしまった。
    女4人とか集まるとこんな感じなのかもね。婚活パーティーで知り合ったのだから、目的は一緒だし。
    それぞれの道に進んでいくときに本心から喜んであげられるか? 先を越されたようで悔しいと思ってしまいそう。

  • これは深夜枠のドラマで見たほうがおもしろいかも。

    わかるわーというところと、そこは君たち改めなさいよというところと。

    結婚しなくちゃいけないわけじゃないけれど、今より自分を幸せにするために何かを変える勇気を持つことも大事よね。

  • 女子会に実際に参加しているみたいでおもろいはおもろいんやけど‥
    ドラマだったらええかもしれんけど、小説で読むにはだらだらしすぎてつらい。

  • 主人公がそれぞれの事情や欠点を抱えながら婚活していた。ぬるま湯なのかな。戦場って言葉のほうがしっくりきた。

  • 個人的な経験を踏まえれば、結婚は縁とタイミングだと思う。
    といってみたところで、本書の主人公たちからは鼻で笑われることだろう。

    こじれ具合はそれぞれだが、悩み、もがきながらも自分の人生に真剣に向き合う姿には共感せざるを得ない。

  • たたたたっと1日で読んでしまった。タラレバ的な女子の話、ついスルーできない質。

  • ちょっと笑えるけど、胸が痛む。タラレバ娘のような。でもこれが現実か...。

  • アラサー独身女子3人(たまに4人)の婚活小説。なかなか身につまされるものがあった。



    メーコ、カワイ、サモさん、成田屋の4人は、現在絶賛婚活中。さまざまな合コンや婚活パーティに出るが、なかなか振るわない。結局、仕事が忙しい成田屋以外の3人で飲みに行ったり、傷を舐め合ったかと思えば鋭い指摘をしたりしている。



    アラサーというよりアラフォーに近い年齢の4人。なんというか、次にいい人がいると考えたりして、なかなか結果に繋がらないかんじ。妥協しなきゃいけないけど、それで本当に幸せになれるの?って成田屋の話を聞いて思ってしまった。確かに、妥協はしなくちゃいくないかもだけど、そこまでして結婚かぁみたいな。


    あとフリーザ様めっちゃ怖い。やはり、誰に聞いても『いい人』ってどこかで闇を持ってるのかなぁと思った。あのままフリーザ様と結婚してたら、ちょっと怖い未来だったんじゃないの?とか。
    メーコの会社の恵もうざかったなぁ。恵の気持ちも分からんくもない。メーコたちと同じところには行きたくないから、めっちゃ攻撃して、自分は絶対にそっちには行かないって思ってるんだろうけど。でも酷くないかい?


    なんか婚活女子よ、頑張れ!と思った作品だった。


    2016.8.30 読了

  • リゾートホテルスタッフと民宿女将の「気遣い」に関する例え話からはじまり、「『藤本です』が『ファンタスティック』に聞こえて八回くらい聞き返す。」なんていうような周りに人がいるのについニヤついてしまう細々した笑いを撒菱のごとくちりばめ、「明日からこの男の毛根が毎日十本ずつ死んでいきますように」と心の中で呪いをかけたかと思えば、先のことを心配ばかりして素直に今の幸せを掴みとれない己を「未来の自分に足を引っ張られている。」と心に刺さるワードで客観視してしまう。

    部分部分を切り取ると魅力半減してしまうのでうまく伝えられないですが、ささくれていて、的確で、シャープで、センスのよい笑い(でも品という要素は基本見当たらない)の中に、ポロっと混入される直視したくない真理。このテンポが絶妙。

    予定調和的ではない終わり方もとても好印象でした。

  • この手のテーマは大好きで、ついつい手に取ってしまう。前作の婚活1000本ノックのほうが個人的には好み。
    出会いを求めて、たくさんの人の合う、一から関係を構築していく、その体力的精神的負担はそれ相応だと思う。そのストレスを女同士集まって発散することの何が悪いんだ!とどこか、すっきりする内容。結婚の有無が全てじゃないという綺麗事をばっさり切り捨てる気持ちよさ。なんだかんだ結婚したいんだ!という熱い思いが伝わってくる。

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