- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575239980
感想・レビュー・書評
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映画作りのリアルを描くエンターテインメント。著者の新たな分野を切り開けるか、チャレンジングなテーマ。う~ん、やはり社会派ミステリーを書いて欲しい、というのが正直なところ...。400頁を圧縮してもう少しシンプルな内容であれば共感できたかも。捻り過ぎたか...。
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相場作品としては、珍しく映画製作を題材としたライトな作品。好きな原作が映像化されると、つい講評をしてしまいたくなるが、その映像化までの過程を分かりやすく、コメディータッチで描いている。映画製作の話で十分なのに、やたらと主人公の生死の分からない母親の話が織り込まれ、ちょっとうざいなぁ、と思っていたら、最後にどんでん返しが…さらには物語の中で、さりげなく自作の「ナンバー」の宣伝をしちゃうところが、これまでの作品のタッチと違っていて、面白かった。
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映画製作の裏側。
実名と実名をもじった名前が入り交じるのはあまり好きではないが
テンポよく進みグイグイ一気読み。
でも最後は蛇足に感じてしまった。
普通に終わってよかったのになー。
[図書館・初読・11月15日読了] -
映画製作の舞台裏などの様子が事細かく記されていて、タメになることや裏方さんが撮影などを円滑に進め、映画の成功のために欠かせない存在である。一本の映画を撮るのに、たくさんの人手、地域の協力、芸能事務所が手とり足とりとなって尽くすこと、演出や撮影、役者やエキストラへの的確な指示、進行を進めるために監督、スタッフの存在の大きさ、多額の費用と撮影が行われた地域への経済波及効果など、映画作りの奥深さを感じた。役者同士の関わり、昔に遡って役者の人生を紐解き、人生背景も感じたり、思わぬどんでん返しがあったりと楽しめた。
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ベストセラーになった小説を映画にするまでのドタバタが書かれた本。広告代理店に勤める映画好きの男が主人公。映画を作るのに、ものすごくお金がかかること、原作者、役者のわがままなどが書かれてます。リアリティーが、ないなぁと思いながら読んでたらラストで「えーっ」と驚きました。
個人的には、好みじゃないオチだった。 -
泣いた。でも、後味は軽く終わるので、重い気持ちにはならなかった。
最後がもう少し丁寧に読みたかったけど、面白かった。
伊野ちゃんのシーンが好き。
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映画制作の現場のお話。可もなく不可もなく、この題材ならもっとグイグイ面白くて読んでしまうかと思ったけど、いたって普通。
映画を作るのって想像していたよりもずっと大変で、だからお金がかかるだなぁ…なんて読んでいたら最後にひとひねり。いる?このひとひねり -
可もなく不可もなくって感じでした。
そんなに皆が隠す意味もわからない。最後のオチもん〜って感じでした。
ただ、映画というものがこの様にして作られていってるんだということが詳しく知れて良かった。