ノベライズ 夕凪の街 桜の国 (双葉社ジュニア文庫)

著者 : こうの史代 蒔田陽平

• 双葉社 (2017年7月22日発売)

感想・レビュー・書評

[読魔虫さんの感想 · 2021年8月18日]

R3.8.18　読了。

　同名漫画のノベライズ版。戦争や原爆投下されたなかったら、別の人生があったのではないかと思えてならない。大切な家族への思い、家族の喪失感・・・。
今後も戦争はしてほしくない。

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2021年8月13日]

知りませんでしたノベライズ化されていたとは、、、

株式会社双葉社|本の詳細 | 双葉社ジュニア文庫 ノベライズ 夕凪の街 桜の国|ISBN:978-4-575-24046-7
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/smp/book/bookview/978-4-575-24046-7/smp.html

[hibiehonさんの感想 · 2020年10月24日]

言葉が見つからない。いつも思うがなんでこんなこと。人間のすることじゃない。広島という地が持つ傷はいくら時間が経っても消えないんだと。笑顔の下の絶望。やりきれない。でもそれでも命は繋げてきた。懸命に生きた。生きるしかない。

[かなさんの感想 · 2024年1月26日]

漫画のあとノベライズ版を読んでみました。基本、ストーリーや台詞などはそのままなのですが、漫画では表現仕切れない部分や、間の取り方等、非常に解り易く書かれています。そして目次の部分に人物紹介が書かれていて漫画では解りにくかったところが明確になっていました。挿絵もこうの史代さん本人なので雰囲気もそのまま。それだけに、原爆投下から何十年もたっているのに終わらない悲しみや、運命を受け入れて生きる人達のたくましさなど、この物語の奥深さが際立っていました。約150頁弱の物語なので漫画と合わせて読むと良いと思いました。

[国士舘大学鶴川図書館・情報メディアセンターさんの感想 · 2022年7月12日]

https://opac.kokushikan.ac.jp/Main/Book?book_id=TS01564873&q=3&qt=0&qp=0&qv=50&qs=sort_title&qd=0

著者プロフィール

こうの史代：1995年デビュー。広島市生まれ。代表作は「さんさん録」や、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞作「夕凪の街 桜の国」、アニメーション映画のヒットも記憶に新しい「この世界の片隅に」など。

「2022年 『ぴっぴら帳【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」