ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される (Mノベルスf)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 65
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575242676

作品紹介・あらすじ

親から召使として扱われているマリーの誕生日パーティー、主役は……誰からも愛されるマリーの姉・アナスタジアだった。ーティーを抜け出したマリーは、偶然にも輝く緑色の瞳をしたキュロス伯爵と出会う。2人は楽しい時間を過ごすも、自分の扱われ方を思い出したマリーは彼の前から逃げ出してしまう。そんな誕生日からしばらくし、姉とキュロス伯爵の結婚が決まったのだが、贈られてきた服はどう見てもマリーのサイズで――!?「小説家になろう」発、勘違いから始まったマリーと姉の婚約者キュロスの大人気あまあまシンデレラストーリー!

感想・レビュー・書評

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  • 生まれた時からこう育てられると、自分の状態が異常なことにも気付かないのだろうなと恐ろしくなった。
    諦めるも受け入れるのもマリーは早すぎる。
    これで伯爵との恋愛を受け入れろと言われても難しいだろう。
    先に彼女の精神面の地盤固めが必要。
    ただ溺愛するだけでは解決しないだろうから、話は非常に長引きそうだ。

    実際、この本ではマリーに少し成長の兆しは見えたものの、逆にミステリ要素も出てきて非常に気になるところで終わってしまった。
    恋愛面もそうだが、マリーの出自についての方が個人的には気になるかも。
    匂わせるだけ匂わせておいて終わるとは、何と鬼畜な所業か。
    「なろう」に読みに行きたくなった。

    伯爵は伯爵でマリーが絡むとへっぽこ(大丈夫か)
    侍従頭の彼女はもう「彼女一人でいいんじゃないかな」な最強キャラ。
    番外編でますます謎の深まる料理長に、湯番は湯番で相当な変わり者。
    サブキャラも魅力的で面白かった。
    今度は湯番の番外編とかも読んでみたい。

    ということで、続刊楽しみに待つことにする。
    出る、よね。

  • 初読み作家さん。

    溺愛物で読みやすくはあると思う。
    ヒーローが分かりやすく溺愛しているし、好きな感じです。
    でも「ずたぼろ」という単語が頻回に登場してきて、なぜかそれが気になった。
    ヒロイン…人物に形容する言葉ではないからかな?でもずたぼろ令嬢ってタイトルにもなってるのか。

    次巻も機会があれば読んでみようと思います。

  • 内容は覚えていないが、メモに△とあった。何かがイラッとしたのかな?

  • 自己評価の低いヒロインが不快。

  • 姉と比べられて、家族にも見下され続けたマリー。そんな環境でずっと生活していたら、自分に自信を持つことなんてできるはずがない。それでも、周りのことを恨まず、楽しみながら新しい知識を得ていたマリーはすごいと思う。マリーにベタぼれなキュロスや、マリーのいいところを知って慕ってくれる人たちに囲まれて、少しずつでも自分に自信を持てるようになればいいな。と思った。

  • 18歳の誕生日パーティー、きらびやかなドレスを着て、人々に囲まれているのはパーティーの主役、のその姉だった。
    輝く金髪に小柄でほっそりとした美しい姉。
    両親は姉に夢中なのも仕方がない。
    ボサボサな赤毛、男性並みに高い身長、切れ長で冷たく見える瞳、マリーは自分の外見にため息をつく。
    そんなパーティーで見初められた姉が嫁ぎ先へ行く途中、事故で帰らぬ人に。
    身代わりに伯爵家に行くことになったマリー。
    姉の代わりなんて無理だと怯えるマリーの前に現れた伯爵家の人々はクセモノ揃いで。

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