おしゃ修行

著者 :
  • 双葉社
2.85
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本棚登録 : 130
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575312812

感想・レビュー・書評

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  • イラスト付きで、ファッション関係のことを書いたエッセイ。

    服は買うけど、結局うまくコーディネイトできなく箪笥の肥やしになっているという状況など、ファッション系のお買いものにまつわるお話に共感

    高いものには手が出せないから、なんとなく手頃な1万円未満くらいが、よく売れると書いてあったけど、まさにそういう感じで、購買意欲を刺激されて買ってしまう。

    買い取りに行ってもほとんど買ってくれなかったり、フリーマーケットでエグい値下げ交渉をされたり、なんとなく自分も経験があるなーと。
    それをイラストこめてなめ子さんなりの視点で観察しているので、読んでいてムフフと笑いがもれてしまう。

    レンタル衣装も白い服が送られて来たら、汚さないように前かがみで食べるとか、レンタルバックも同様に気を付けるとか、レンタルの利点のコーディネートの手間が省けるけど、気を付けることお多いんだなと。

    また、時にスピリチュアルな考えがファッション選択に混ざってきたりしてるのが私には新鮮でした。

    運気を考えて買ってる人もいるんだと。
    アクセサリーに多いのかもしれませんね。

    あと、着て行った服によってその日の仕事の結果が左右されるのかなど記録につけていて面白い。
    そもそも、気合の入れた服を着ている日は、その人も気合が入っていてうまくいくのでは?という気もしました。

  • 服は沢山あるのに着ていく服がない・・というのはよくある話らしい。
    私も例外ではなく、賢い着回しはなかなかできない。
    着回し出来てると思っても実はワンパターンで同じ服装してるだけだったり。
    なめ子さんのちょっと残念なエピソードにちょっとほっとする。
    結構高いお買い物したり、パリピだったりするなめ子さんだけど、微妙な下から目線の観察が冴えている。

  • おしゃれにはなれない。ガイド本でもない。けれど、文章がとてもうまくて、読んでて気分がいい。楽しくなる。こんなに高級なものを私は買えないけど、読んでるだけでも、ほんとにおもしろい。

  • 読んでもおしゃれにはなれない

  • おしゃれ、ファッションはタイムリーに読まないとね。

  • 914.6

  • なめこさんが、こんなに買い物中毒とは思わなかった。東京の華やかな世界にいるとコンプレックスが刺激されるのかな。
    おしゃれな格好をするために、こんな事している、という話ではなく、買い物の失敗話がメイン。共感できる部分があったら、もう少し楽しめたかも。

  • 断捨離、片付け、ミニマリスト、数枚・数色に限るなど必要以上に持たないことに価値がおかれがちな昨今。そんな中でも、おしゃれ修行と称して、買う、借りる、売るなど多様な手段をとるものの一向に減りそうにないアイテムに囲まれているのではと思わせる著者。世の中みんなミニマリスト礼讃なのかと思っていたところこの本に出会って少し安心しました。

  • だいぶ前に読んだ。

    親近感。
     
    それだけ覚えている。

  • 普通の女子っぽい。
    この性格で、パリピなのが不思議。

  • スピリチュアルやパーティなど生活が合わない所はともかく、おしゃれ迷子なので楽しめました。特に若かりし頃のエピソードは…共感。
    ファストファッションの現状を知らず衝撃。正直今の生活でファストファッションがないととても辛いのだが…いいんだろうかと思う。
    色々な本を読むと上質ベーシックを長く着るというのが基本のようだが、ついついトレンドを追ってしまう。。

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター、コラムニスト。
1974(昭和49)年東京都生れ、埼玉県育ち。武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。興味対象はセレブ、芸能人、精神世界、開運、風変わりなイベントなど。鋭い観察眼と妄想力で女の煩悩を全方位に網羅する画文で人気を博す。著書は『大人のコミュニケーション術』(光文社新書)『おしゃ修行』(双葉社)『魂活道場』(学研)『ヌルラン』(太田出版) 『タピオカミルクティーで死にかけた土曜日の午後』(PHP)、『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)など多数。

「2022年 『辛酸なめ子、スピ旅に出る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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