十津川警部東京上空500メートルの罠 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575513905

感想・レビュー・書評

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  • 珍しくハイジャック事件だったので、展開が読めず面白かった。ただ読点はいつもの如く多いので、どうしても若干の読みづらさは目立つ。

  • ○飛行船で起こる謎のハイジャックは意外な展開へ

    招待客7名を乗せた飛行船「ツェッペリンNTワン号」が、飛び立った後ハイジャックされた。招待客はVIPばかりで、ハイジャックされたことは招待客たちには伏せられたが、すぐに身代金は準備され、犯人に引き渡された。
    しかし、身代金の一部が古新聞で、激情した犯人が今度は北へ飛行船を向かうそぶりを見せ、長期戦へともつれこむ。
    この流れで事件解決・犯人への糸口が見えたほうがよかったのだが、なかなか見えてこない。そこで自衛隊に協力してもらっての人質脱出作戦がはじまる。それがまた突拍子もない作戦だったが成功した!
    成功したが、2名が脱出しなかったなどおかしい点がいくつか。そして飛行船は再び北へと向かい飛び続けるが・・・

    青森や函館まで行ってしまう飛行船の能力の高さも高いのだが、その飛行船の特徴を、うまく途中のトリックや推理・作戦に活かしていて西村氏の発想の豊かさには脱帽。いささか自衛隊の協力による作戦は乱暴すぎてクレームが来ないか心配だw

  • 飛行船が乗っ取られる。
    爆弾を仕掛けたとのこと。

    犯人たちに振り回される。
    自衛隊も出て来るので、航空物の入門にはいいかも。

    やや犯人たちの計画が視野が狭く,杜撰かも。
    飛行船を乗っ取るなら、国外逃亡は基本じゃないのか?

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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