家族の分け前 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575515046

感想・レビュー・書評

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  • ホッとさせてくれる作品群であることは変わりない。けど、シリーズ初期ほどの印象が残らないのは、私が慣れてしまったからか。五編目の「神様のげんこつ」は差し替え希望。

  • 「それでも鳥は空を飛ぶ」そもそも鳥が空を飛ぶのは楽しいのか、なんて考えたことはなかったが、確かに勝手に人間が羨ましく思うだけで、鳥には鳥の、人には人の営みがあって、隣の芝生は青く見えても、自分の場所で懸命に生きていくしかないのだな、と思う。諦めのような覚悟のような。

  • 物語の最後には「希望の光」「救いの光」を残すようにしている、という 作者。
    そのせいか、どれもあんしんしていますできる読了感。

  • 綺麗に纏まっているが。現実は厳しい。

  • 家族短編シリーズの4作目。

    相変わらず我儘で自己中な人ばかりだこと・・・

  • 心が疲れた時にほっとします。誰かが見てくれてます。By Machbow さん

  •  いつの間にかうまくいかなくなっていた…停滞した空気に支配された毎日。だが、ふとしたことで“気づく瞬間”が訪れる。少し霧が晴れ、見えなくなっていたものが見えて、いま、新たな一歩を踏み出せる―。ラストに希望の明かりが灯る、大好評、家族シリーズ短編集の第4弾。夫婦、親子の関係を見つめる、珠玉の作品集。

  • 森さんはうまいなあ。
    相変わらず心の処方箋のような本を書いてくれる。
    続編が今から楽しみだ。

  • 森浩美さん。オリジナルスマイルにSHAKE、スマップの名曲を書いているとは!
    最後必ず希望を持てる話ばかりなので、安心して読めた。年をとるとね・・・、辛い話は読みたくなくなってくるよ。
    そう思いながら読んでいたら、後書きにも同じような内容が。震災後だったのね。

  • 家族のちょっとした幸せを紡ぐ短編集の4冊目。

    前作3冊に比べて、世相に近い、少し暗いバックグランドのストーリーが多くなりましたし、相変わらず、どの話もこれといった盛り上がりはないけれど、読んだ後に心が温まります。

    この本はいつも出るのを楽しみにしてます。次回作も心待ちにしています。
    ※「車輪の空気」の主人公の気持ちは私も見習わなければ、と思いました。

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著者プロフィール

作詞家、小説家。放送作家を経て1983年より作詞家を始める。作家・脚本家としても活動。

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