3時のアッコちゃん (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 182
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575520378

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた本。
    ストーリーは面白いけど、若干、ここで終わり?と感じた。2話目が面白くいい話だと思ったが、あとは若干物足りない印象。
    あと、タイトルにあるアッコさんが4話中2話しかでしか出てこないのも、拍子抜けだった。

  • アッコちゃんシリーズ第二弾。
    一作目は第一弾に引き続き美智子ヘルプ話。
    二話目はブラック企業で働く女性のヘルプ話。
    相変わらず出来過ぎの話だが、楽しく読めた。
    残り二つは同じ世界の別の話。

  • 3時のアッコちゃん、メトロのアッコちゃん は、食に重きが置かれていて印象に残った。食べることを丁寧に考えようという気になった。
    全体的に読みやすくてすぐに読み終わった。
    これはランチのアッコちゃん?の続編なんですね。
    失敗しました!

  • 面白くて何回も読み返してしまった。4つの作品のうちアッコさんと三智子の話は最初の1話のみ。他も面白いけど、やっぱり三智子とアッコさんのコンビが最高❗️
    後半2作品は関西が舞台で、これまでちはちょっと違ったイメージ。梅田駅に行ってみたくなった。

  • 2019,9,16
    かほとぎんざで

  • ランチのアッコちゃんの続編。

    柚木麻子さんの作品はごはんの描写がおいしそうなところが好き。
    前作も今作も、それから「あまからカルテット」も。

    どれもこれも温かくて最後にはスカッとする素敵な話。

  • 一話目くらいの爽快感がいいと思った
    颯爽としていながら細かい配慮があって、教えすぎずに考えさせながら導いていく、距離感が程よいと思った
    3話以降ははっきりした指導者は出てこず、内面の気づきがテーマかと思う

  • サラサラッと滋養補給。そんなイメージは、前作から相変わらずです。アッコさん絡みの短編4作。でも今回は、アッコさんが殆ど登場しない後半2作もあり、ちょっと新機軸。基本的には若くして人生に疲れ果てたOLが、アッコさん(あるいはそれに類する誰か)との接触を経て、新しい可能性に目覚めていく希望の物語。たまにはこういう、あっけらかんとした元気いっぱい小説も良いです。

  • 前作のほうがインパクトがあったなぁ(カレーとかポトフとかお腹にたまるものだったからかも)。
    働くために生きるのではなく、生きるために働くのであって、生きるためには仕事以外にも大切な事が沢山ある。
    当たり前の事が分かんなくなるくらい皆毎日疲れてるんだよな‥と思う。
    にしても後半2編にアッコさんでてないのはいいのか(笑)。私は関西から東京にきて結構しんどかった口ですが、東京の人も大阪ではしんどいんだなと不意に気づいてなんか新鮮でした(笑)

  • 2024.5.6 読了

    ランチのアッコちゃんに続くシリーズ第二弾
    気負わず読めて最後はちょっと元気になれる。
    何事も気の持ちようと言うのは簡単だけど負のルーティンにはまるとなかなか抜け出せないからこんな風にきっかけもらえたらいいよね。
    知らない人に突然スムージー押しつけられるのは怖いけど(笑)

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著者プロフィール

1981年生まれ。大学を卒業したあと、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞と、高校生が選ぶ高校生直木賞を受賞。ほかの小説に、「ランチのアッコちゃん」シリーズ(双葉文庫)、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』(どちらも新潮文庫)、『らんたん』(小学館)など。エッセイに『とりあえずお湯わかせ』(NHK出版)など。本書がはじめての児童小説。

「2023年 『マリはすてきじゃない魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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