呪い殺しの村 (双葉文庫)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575520897

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  • 08月-19。3.0点。
    海老原探偵シリーズ。東北のある村に「千里眼・予知・呪殺」を行うという男が。一方、東京では自殺に見せかけて殺害された男が、この村出身で。。

    今回もこれでもかというくらい、トリックの嵐。結末は哀しい話で終わったと思ったら、続きが。

  • “風の探偵”海老原シリーズは、今回も因習の村の千里眼に予知、呪殺、神隠しとオカルト要素たっぷりの謎と突き抜けたトンデモトリックが読み応え十分。最後の最後まで驚かされて無駄がない。
    海老原の両親の死の謎にどう繋がるのかと思っていたら、そこは持ち越しで肩透かし。でも反面、まだまだ続くという期待と楽しみの芽がムクムクと膨らむ。
    「小島先生、主人公持ち上げ過ぎ~」と苦笑が思わず出る読後だけれど、同時に探偵海老原への作者の深い愛着も一緒に感じられて作品丸ごとスルリと受け入れてしまった。

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。2005年、島田荘司氏との共著により『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年、『十三回忌』(原書房)で単独デビューを果たす。2015年、『扼殺のロンド』(双葉社)で第6回「駅の中の本屋さんが選んだエキナカ書店大賞」を受賞。スケールの大きなトリックと、どんでん返しを得意とする。趣味はリバーカヤックと散歩。ビールが大好物!主な著書に『怨み籠の密室』(双葉社)、『ブラッド・ブレイン1~3』(講談社)、『モノクローム・レクイエム』(徳間書店)、『愚者の決断——浜中刑事の杞憂』(南雲堂)など。

「2022年 『仮面の復讐者 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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