- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575521016
作品紹介・あらすじ
1月の仕事始めの日、『城之内相談事務所』に前世を知りたい、という少女・梓が現れる。朋美と所長の城之内、バイトの海斗は梓と一緒に”いつも夢に出てくる”という清水寺に向かうが、梓は「何か違う」と。城之内の「京都にはもうひとつの『清水の舞台』がある」という一言で、4人は『狸さん』へ向かうが――大人気キャラミス、第二弾!
感想・レビュー・書評
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第2巻。ジョニー・デップ似の城之内と美少年海斗とともにお祓い本舗で働く朋美。今回は、家に付く例と海斗の前世のお話。最後は、強烈な蛇神との戦いになる。お祓い本舗の3人は、それぞれ霊的な能力を持っているのだが、海斗の前世はなんと白狐だったのだ。蛇神(ヤマタノオロチ?!)との因縁の対決になる。朋美も活躍するが、自分の能力の自覚があまりない。これから、朋美の能力の源も明かされていくのか。結構、荒唐無稽な話ばかりだが、3人のやり取りや京菓子などの話もあって、それなりに面白い。
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これはまた盆と正月が一緒にきたような!(゜▽゜*)ホクホク ホームズさんだけでなく、澪人さんまでも登場♪お話はスッキリ終わって気分爽快!だけれど、ぜひともまた「お祓い本舗」の皆さんに会える機会を!(^人^)
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シリーズの2作目。基本的に第1作を踏襲してファンタジー色が濃い。でも、朋美、城之内、海斗も落ち着いてきたとは思う。1作目と違うのは、著者の他の京都ものの登場人物たちが結構重要な役どころで出てくるところ。そう云うのは嫌いじゃないので、いいんじゃないかと。この作以降2年以上経ってるけど続編が出てないので、もう止めたのかしら?
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陰陽師物ですが、
前作に続いて楽しく気楽に読めました。
著者の他シリーズのキャラも出てきて、
絡みも楽しめます。
短編集ですが、最後の章で、前の短編や
前作での伏線も回収されてスッキリ。 -
楽しかったぁ。
トモちゃんいいわぁ。
ジョーさんも。
続編があるなら。
続々編も続々々編もあったらいいな。
毎回、コラボしてくれたらもっと嬉しい。
おさんじシューがおじさんシューに見えるのは私だけか・・・ -
彼と別れて寂しい気持ちは分かるけど、序盤まで朋美さんが男に飢えた感じが相当漂ってくるので軽く引いていましたが、収まるとこに収まって取りあえず良かった。落ち着きのあるお姉さんになってくれ。かなりファンタジー色強いストーリーだけど、美男率相当高いぞ!!何コレ、エピローグなんて海斗くんはじめ澪人さん、清貴、イケメン勢ぞろい。ファンタスティック!ウハウハだな♪
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2018年4月双葉文庫刊。シリーズ2作目。3つの連作短編を収録。海斗くんの正体に関することがテーマだったようで、最後は、超大物をお祓いするために、「我が家は祇園の拝み屋さん」の澪人さんまで登場しての展開が、面白かったです。
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シリーズ1作目は連作短編集という感じで一つずつのストーリーにあまり繋がりがなかったけど、2作目は大きなテーマがあって、展開も早くて面白かった。いわば、1作目は序章で各登場人物の能力を紹介するためのストーリー、2冊目からが本番という感じ。
他のシリーズの登場人物がゲスト出演していたので、それも読んでみたいです。