- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575521238
作品紹介・あらすじ
東京・吉祥寺の外れにある、さくらい動物病院。若き院長の亜希のもとには、今日もいろいろな動物を連れた飼い主がやってくる。実は亜希には、動物の言葉がわかるという不思議な力が備わっていた――動物にしか興味のない動物看護士・中村優生や、動物行動学を学ぶ院生・手塚とともに、亜希は今日も動物たちの悩みを解決する!?
感想・レビュー・書評
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穏やかな気持ちになるお話。
人間とのコミュ力が不足気味な主人公と自分が重なるところがあり共感できた(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
動物と話せる主人公が、動物行動学を研究する青年と出会い、周辺で起こる動物関係の小さな謎を一緒に解決するほのぼのストーリー。
動物ものなので感動系かと思いきや、ラブストーリー…?
特別大きな感動はありませんでしたが、空気感がのんびりしていて、動物を思い出しては癒されながらあっという間に読めました。
なんと2巻以降もkindle unlimited 対象だったので、早速続きを読んでいきます。 -
優生さんがどういう気持ちでいるのかがとても気になりますが、亜希と手塚の二人の続きが読みたいのはしょうがないですよね。最後の文鳥の話が好きでした。
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6巻から続きが出てなくて残念。
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ほのぼのとした小説
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エ!ここで続くの⁉︎というのが本音です。
読み始める時は、続巻揃えてからの方が安心。
祖父の動物病院を継いだ亜季先生は毎日が動物ハーレム!そんな幸せ環境に続き、次はイケメン男子(亜季先生の助手の優生と動物学を学ぶ手塚くん)にモテモテに⁉︎
まぁ、なんて、羨まけしからん(笑)
でも、ホント言うと動物ハーレムだけの方がスッキリしてていいなぁ、というのが正直な感想。
今後、もっとたくさん珍しい動物が出てくるのを願いつつ。コツメカワウソ可愛い -
動物と会話ができる極度の人見知りな獣医さんのお話
昔から動物に異様にに懐かれ、診察時には飼い主を退室さるという変わった獣医の亜希
その理由とは、実は動物と話せるため、飼い主から不審に思われないように
その他のメインの登場人物は2人
家で異常な数の動物を飼っている助手の優生
たまたま亜希と知り合った、大学で動物行動学を学んでいる手塚
エピソードは4つ
・子猫と少年と秘密
・ふくろうの恋煩い
・かわうそ四兄弟と豪邸探し
・桜文鳥のお母さん
動物病院の前にはよく生き物が放置されるそうだけど
獣医だから動物を無償で助ける存在というわけではないんだけどね
まぁ、このお話に限って言えばその認識は合ってるわけだけれども……
飼っているペットと自分の寿命の問題って、見落とされがちながらも大事な視点だったりする
保護猫の譲渡会でも、飼い主の年齢によっては譲渡しないところもあるらしいし
あと、マンガの「野田ともうします。」でも、30歳となるとオウムを飼うかどうかを考えなくてはいけない、とかってエピソードがあったなぁ
カワウソの寿命は10~15年くらいなので、まだ飼えるけど、もう飼えない動物も結構いるかも
お母さんが入院しているという男の子
手塚は少ない情報の中で何故それがわかった?
まぁ、確信はしていなかったので、予測の中の一つにすぎないんだろうけどね
それにしても、手塚の存在がとても不審
過去に何か亜希と繋がりがあったんでしょうねぇ
失踪した犬の行方が関係してるんでしょうけど……
シリーズ物と知らずに読んでしまったんだが
明らかに続く感じの終わり方でもやもやする
一応シリーズ完結はしているようだけど
続きはどうしましょうかねぇ? -
人が苦手な主人公の動物病院では
診察は動物とだけ、という項目がある。
飼い主が一緒に入れないのは何故? なのですが
動物の言葉が分かる、という能力を持っていれば
それは確かに動物だけがいればできます。
人見知り、というのもあると思えば
いい項目だと思います。
飼い主からしたら、心配で仕方ないですが。
無類の動物好きな看護士と、大学院生。
大学院生と、動物たちの謎を解いていってますが
確かにこれは…ばれてない、と思っているのが
不思議なくらいな状態ですw -
「子猫と少年と秘密」
突然やってきたのは。
親とはぐれてしまった時に、偶然見つけてもらえただけでも幸せなんだろうな。
あれだけ簡単にバレてしまうというのに、これまで良く隠してこれたな。
「ふくろうの恋煩い」
毎夜抜け出していた。
どれだけ思いをよせてアピールをしたとしても、叶う事がないのは悲しいな。
脱走は怖いものではあるが、危険は伴うが何かしら理由があるのが分からないからな。
「かわうそ四兄弟と豪邸探し」
放置された理由とは。
年齢を考えると身内に後の事を考えてなかったのかと少し疑問に思うが、自分の死なんて想像もしないだろうしな。
最期の時まで幸せに過ごせていた事が、何よりも大きな思い出となるだろうな。
「桜文鳥のお母さん」
どこか気になる存在。
自分だけを見てくれる人が、変化が起きたらとられたと思うのも仕方ないのかもな。
母親という存在に自分もなってみると、知らない知識が増えて新たな気付きがあるのかもな。