道後温泉 湯築屋(5)-神様のお宿は旅立ちの季節です (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575523607

作品紹介・あらすじ

古来より「神の湯」がこんこんと湧き続け、多くの人々を癒してきた道後温泉。その一角にたたずむ温泉旅館「湯築屋」は、実は神様だけが訪れることのできる宿。その若女将にして現役女子高生の湯築九十九も、いよいよ卒業の季節。そして、宿のオーナーで夫でもある稲荷神のシロから「すべてを話す」と告げられた十八歳の誕生日も間近に迫ってきた。そんな落ち着かない日々でも、九十九は精一杯の笑顔でお客様の神様をお出迎えします!

感想・レビュー・書評

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  • シロ様全てを白状するの巻。
    月子大好きだったけど今は九十九が大好きなシロ様でした。

  • シロ様の秘密が分かり、九十九との中もより深まった感じ。
    これからの問題はまだまだ多そうだけど、九十九には人として頑張って欲しい。
    卒業旅行が楽しそう。

  • 21.1.16読了
    結局シロ様と九十九は両思いなのね。ただ、そのシロ様には抱えた事情があり…
    母とも呆気なく?和解し…
    よくここまでの世界観を作れたと思う。そう思うと、作者の道後への思いや神様に関する知識がとてつもなくあるのだと思う。
    ただの趣味の世界でこれだけの神様の話はかけないよねぇ。まぁ、読み手は理解しきれてないけど。
    そろそろ終盤になるのか?次回作も読んでみよー

  • 九十九にとって、旅館の若女将は全てで学校は二の次だったのが、良い意味で変われて良かったです。
     シロの奥底にある想い、そして九十九への本気も伝わって両思いでニンマリ。でも、神様と人間と言うどうしても避けられない問題がどう解決するのかが今後楽しみです。

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著者プロフィール

略してタイノエ。小説家のような生物。愛媛県松山市近辺在住。2018年、第6回ネット小説大賞を受賞して商業デビュー。代表作に『道後温泉 湯築屋』シリーズ(双葉文庫)、『大阪マダム、後宮妃になる!』(小学館文庫キャラブン!)などがある。@tainoe_tainoel

「2023年 『執筆中につき後宮ではお静かに 愛書妃の朱国宮廷抄 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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