後宮妖幻想奇譚-鳳凰の巫女は時を舞う (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 75
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575523614

作品紹介・あらすじ

鳳凰(時戻り)の力で国を護る『時戻りの巫女』に選ばれた、貧民街で生まれ育った少女・小鈴(ショウリン)。鳳凰(時戻り)の力を使いこなせないまま、後宮内を獅子の石像が移動するという事件を解決することに……。鳳凰(時戻り)の力を知る謎の男と共に、事件解決に挑むのだが、どうも妖(あやかし)が関わっているようで――!?自分の意志とは関係なく時が戻り続けてしまう小鈴が妖(あやかし)達が巻き起した国を揺るがす大事件に挑む、笑って泣ける中華ファンタジー開幕!

感想・レビュー・書評

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  • お籠り用本。
    小鈴の力にどこまで有効力があるのがわからん。
    そして国を亡ぼすというあやかしが……。
    お好きな方はお好きだと思いますが、私には合わなかったです。

  • 自分で時を戻すのではなく、怠惰に生きていると巻き戻ってしまうので、強制的ですがダラダラし過ぎなのでちょうど良い感じ。事件も可愛らしいくらいのものばかりで、小鈴も根が良い子で愛らしいのでほのぼのします。

  • 解決してみるとみんなかわいくて好き。結果ほのぼのした雰囲気で、とても平和。続きも出るといいなぁ

  • 序盤は苛ついたんだけど、後半はよかった。

  • 始めは破天荒な設定だな(笑)と思いながら、読み進める。
    先代鳳凰の巫女、環雲の躾も虚しく小鈴は怠惰な巫女となる。嫌々ながらも時の巻き戻りを唯一共有できる皇太子天暘と事件の解決に奔走する。
    しかし、小鈴は貧民という貧しい出自だからこそ人の心の痛みがわかる娘であった。天暘がそれに気付けたのは良かった。そんな小鈴だから妖も滅する事なく、更には懐かれてしまうのだろうな…
    だが、天暘最後はちょっと力業だったかな。
    続きが気になります。

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著者プロフィール

1985年宮城県生まれ、東京農業大学卒業。大学図書館司書をしながら執筆活動を行い、2014年「神さまのいる書店 まほろばの夏」で第二回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉を受賞しデビュー。
著書は『後宮妖幻想奇譚 鳳凰の巫女は時を舞う』(双葉社)、『リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった』(SBクリエイティブ)、『食いしんぼう魔女の優しい時間』(光文社)など多数。

「2022年 『陰陽師学園 ~式神と因縁の交錯~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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