盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ(2) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 97
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575523881

作品紹介・あらすじ

機織り宮女として後宮で働く盲目の氾蓮香(ハンレンカ)。
皇帝に見初められた彼女は皇后教育を受けつつも、「人魚の呪い」による殺人や「梅の木の精」による自殺といった、後宮で起きる不思議な事件を解決していく。
そんな中、双子であった皇帝が、二人で一人の皇帝を演じていたことが公になったため、「皇帝は一人にすべき」という動きが出てきてしまい……。
後宮を蝕む毒に挑む、超絶怒涛の中華後宮ラブ&ミステリー!

感想・レビュー・書評

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  • 実は双子の皇帝に愛されて皇后になろうとしている盲目の織姫の官女が、次々と起こる事件を鮮やかに解決していく。盲目だということがあんまり意味がないし、推理にも生かされていない。推理もスーパー超人みたいな感じで、白ける。双子の皇帝に対しても、何だかねえ、あっさりしたものだ。要するに、心情が描けてないということなんだよなあ。

  • シリーズ2作目。
    ようやくどちらにつくのかが見えた結末です。
    終わり方からして次回作があるような感じもしますが、結局元サヤっぽくなった感じなのかな??
    さらっと読み流すカンジの物語です。

  • バタバタ人が死ぬなぁ…。
    盲目の織姫だから、もっとなんか…

  • 一巻のときより謎解き要素が減ってて残念。相変わらず俺が俺がという人が多くて、蓮香の気持ちを汲んでくれる人がいないので、その辺気をつけてあげて欲しい。

  • 皇后教育中。

    その間にも事件は色々と起こり、解決に乗り出す状態。
    初っ端から凄いのが来ましたが、今のもの、かと思いきや
    考えれば気を引くため、なので、ありかと。
    2話目3話目、よくある話、といえばそんな状態で
    そうして…な伏線を張り、そして最後へ。

    結局そうなるのか、そうするのか。
    これでいいのか、どうなるのか。

  • #読了 双子の皇帝と、その皇帝二人に愛されている盲目の主人公蓮華。皇帝が双子なのはいいとして、二人で一人の皇帝というのはなかなか難しい。しかもそれを早々にばらして政争を生んで、とんとん拍子でまとまりそうなのがちょっと納得いかないかな。
    蓮華も恋愛感情は抱いているだろうけど皇后即位は強引すぎないかー???後宮の妃嬪たちはすでに身ごもっていたり出産したりしているよね。実質的な皇帝交代となったら後宮は一新されると思うけど……。

  • 遂に機を織らなくなった。いや、本人は織りたいんだろうけど。あとは盲目という特徴は活かせないトリックが多かったなという印象。キャラ付けは1巻で済ませたのでもう不要と言うことか...。
    瑛庚様は皇帝にしては子供っぽさを隠さないと言うか、ちょっとガキっぽい、と思ってたけど色々進んでいくと内政とか貴族とのやりとりで心身を知り減らしている反動もあるのか、と納得した。
    と思ったら終盤ちゃんと皇帝ロールしててやっぱ演技入ってたんじゃねぇの?と思わなくもない。
    そもそも皇帝の外面と耀世の内面が合致した性格だから比重で見ると耀世は楽できてるというか瑛庚が割を食ってる感はある。
    周辺国とかに攻められたら脆そうなイメージあるけど遊牧民族と仲良くしてるし外政は有能なんだろうと思う。

  • どっちでもいいじゃん

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