道後温泉 湯築屋(8)-神様のお宿で誓いの口づけをします (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575525175

作品紹介・あらすじ

「神の湯」が湧き出る日本最古の名湯「道後温泉」にひっそりたたずむ温泉宿「湯築屋」。今日も世界各地の神様たちが癒しを求めてやってくる。この不思議なお宿を切り盛りするのは女子大生若女将の湯築九十九。宿のオーナー兼夫の稲荷神のシロとの甘酸っぱい(?)夫婦生活を送りながら、巫女修行に勤しみ日々成長中だ。そんなある日、九十九の友人の燈火が夜道で何者かに追われ逃げ惑っているところを白い着物の美青年に助けられる。後日、お客様として現れたその美青年は、白蛇の伝説を持つ岩崎神社の神様「ミイさん」だった……!

感想・レビュー・書評

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  • 当たり前に生活しているように見える大人たちも、そこに至るまでにいろいろ苦悩して、たくさん抱え込んで生きてるなぁと思ったり。

  • なかなか話が進まずもだもだしている印象。
    九十九が結構はっきりしないタイプでイラッとすることも多いです。

  • 22.04.29読了
    あっという間に読み過ぎて、あんまり世界観に浸れず。ちょっと間が前作から空き過ぎたか?
    シロとの関係も少しずつ前進なのかなぁ。
    この2人がほんとの夫婦になることはいつ来るのかなぁ?と期待しつつ読んでる読者がほとんどなんだろうなー
    それが作品の終末か。

  •  九十九とシロの関係も、ほんの少しずつ進歩してはいるけれど、神様と巫女の結婚なので普通の恋愛ではないのがもどかしいです。

     そして、九十九の両親と湯築屋の関係も又難儀で、母の登季子と結婚したが為に全てを捨てて湯築屋の板前になる決心をした幸一を待っていたのは「余所者」扱い。そんな両親のサプライズ結婚式はホロリときました。コマと幸一の何気ない会話も温かくてお気に入りなシーンでした。

     大学の友人・燈火と蛇神の「ミイさん」の関係も、九十九とシロほど神様に慣れていないので、今後が気になります。

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著者プロフィール

略してタイノエ。小説家のような生物。愛媛県松山市近辺在住。2018年、第6回ネット小説大賞を受賞して商業デビュー。代表作に『道後温泉 湯築屋』シリーズ(双葉文庫)、『大阪マダム、後宮妃になる!』(小学館文庫キャラブン!)などがある。@tainoe_tainoel

「2023年 『執筆中につき後宮ではお静かに 愛書妃の朱国宮廷抄 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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