- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575525731
作品紹介・あらすじ
「道後温泉」の一角にたたずむ温泉宿「湯築屋」は神様だけが門を潜れる不思議なお宿。女子大生若女将の湯築九十九は青春を謳歌しつつ、一癖も二癖もある神様のおもてなしに大忙し。一方、宿のオーナー兼夫の稲荷神シロとの関係には切ない悩みを抱えていた。そんなある日、天照大神からシロとのこれからについて問われる九十九。「お手伝いして差し上げます」と言う天照大神は突如、部屋に強固な結界を張り、天岩戸に九十九を閉じ込めてしまう。シロは九十九を救い出すべく、ある決心をするが……。
感想・レビュー・書評
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展開が相変わらず遅くて、シロが悩んでいる間に九十九がおばあちゃんになっちゃうなという感じなんですけど、皆仲良くて楽しそうです。
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22.08.28読了
天照大神の活躍で、物語が進んだ?
進展がもう少し早いといいなーと思う。
1番受けたのは、天照大神をてんてらすと読んだ京がよき。一遍上人のチャラさもよき。 -
シロとの距離が縮まってきて戸惑う九十九。そんな中、湯築屋の客である天照大神から、シロとの関係を問われつい相談してしまうが「お手伝いしてさしあげます」と言うと、湯築屋の一室に強力な結界を張り九十九を閉じ込めてしまい…
神様と人間と言う超えられない壁。神様と同等の時間を生きれば、それは本来の九十九ではなくなってしまう。
また、シロも歴代の巫女の中でも九十九が一番大切なのは判るけれど、難しい所ですね。
落とし所がどうなるか、次巻も楽しみです。