むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 (双葉文庫 あ 66-04)

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  • 双葉社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575527025

感想・レビュー・書評

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  • 昔話を題材にしたミステリー。
    ユーモラスだが、ブラックなユーモアもふんだんに盛り込まれている。面白く、軽く読める。

  • 赤ずきんのように各章で関連が欲しかった

    読みやすいが もっとドロドロしてて欲しい

  • 昔話のタイトルを上手にもじった各短編タイトルから満足ミステリの予感大。
    「猿蟹合戦」「かちかち山」「分福茶釜」がベースになった後半の連作二編は登場動物の多さと二転三転する本格的推理で読み応えがあったなぁ。昔話の無情で残酷な一面も際立って復讐を遂げても気持ちがひりつく。
    よもやの結末の『わらしべ多重殺人』、欲張りじいさんが意外な頑張りを見せる『七回目のおむすびころりん』の凝ったタイムループのしかけは常に驚きが先行するおもしろさ。
    言葉にならぬせつなさとスッキリが味わえた『竹取探偵物語』が個人的に好みだった。

  • 昔話になぞらえてのミステリー。
    ところどころ、ん?てとこはありますが、ボチボチ楽しめます。

  • 日本昔ばなし×本格ミステリふたたび!ベストセラーとなった『むかしむかしあるところに、死体がありました。』の続編が誕生。(e-honより)

  • 「むかしむかし」シリーズの第2弾。前作に引き続きとても面白かったです!昔話にちなんだトリックだったり、その作品だからこそできる殺害計画。昔話特有の残酷さが相変わらず上手くマッチした作品だったなと思います☺︎
    二転三転と展開が変わり、しっかりと伏線が貼られていてとても読み応えがあります。しっかりと騙されました。第3弾も早く読みたいです!

  • 前作と同じで、すごくしっかりしたミステリー。
    面白い。最後の猿蟹合戦からがすごく良かった。

  • 昔話をベースとしたミステリの第2作。
    私は「わらしべ長者」がベースの「わらしべ多重殺人」が好き。「この男を殺した」と3人が名乗り出てくる。かばい合っているわけではなく、事実3人とも殺したはずなのに…?というお話。

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著者プロフィール

1980年千葉県生まれ。2009年『浜村渚の計算ノート』で第三回講談社birth小説部門を受賞しデビュー。「ブタカン」「西川麻子」「猫河原家の人びと」などシリーズ多数。2019年刊行の『むかしむかしあるところに、死体がありました。』が各ミステリーランキングや書店年間ランキングにランクインし、本屋大賞にもノミネートされた。

「2023年 『あかがみんは脱出できない(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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