梅雨の雷ーすこくろ幽斎診療記(2) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575664553

作品紹介・あらすじ

杉下幽斎が町医者の看板を掲げる施薬院幽々庵。その幽々庵で働くおつゆが、薮入りに里帰りしたきり戻らなくなった。何の音沙汰もないおつゆの身を心配した幽斎は、下男の福助を使いにやるが、その福助が瀕死の重傷を負ったとの知らせが入り…。福助の身に一体何が起きたのか?おつゆの行方は!?人の生命の尊さ、心の通い合いを細やかに描く書き下ろし時代小説、好評シリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)

    杉下幽斎が町医者の看板を掲げる施薬院幽々庵。その幽々庵で働くおつゆが、薮入りに里帰りしたきり戻らなくなった。何の音沙汰もないおつゆの身を心配した幽斎は、下男の福助を使いにやるが、その福助が瀕死の重傷を負ったとの知らせが入り…。福助の身に一体何が起きたのか?おつゆの行方は!?人の生命の尊さ、心の通い合いを細やかに描く書き下ろし時代小説、好評シリーズ第二弾。

    11月11日~13日

  • “すころく”シリーズ第2弾。今回は前作よりも面白かった。貧しいなかでも皆で支え合い、気高く、信念を貫く姿が痛快で勇ましく応援したくなる人情味溢れる時代小説。幽々庵の個性的な人々が仲良く、毎日元気いっぱいひたむきに頑張っている姿に好感がもて、その皆をまとめあげる“すころく”さんの人となりがまた素晴らしく魅力的。新たな仲間を迎え、幽々庵が今後どのように発展していくのか、ますます楽しみなシリーズ。

  • 新シリーズ拝見・・・今井絵美子先生は
    手堅いですね(面白い)
    いつものように1冊目を読んでいないので
    分からない部分んもありますが、主人公の
    周りの人生をまきこんでいく・・・

  • 好みの問題だと思うけど、江戸言葉というのか昔の話言葉というのか…
    「てんごう」とか「ひょうらかす」なんていう表現が多様されてて気になります。
    使っててもいいんだけど、(カッコ)書きで意味を補足してるから読みづらいのかな。
    あくまでも好みの問題だと思いますが。

    なんだかんだ言ってシリーズ全部読むつもりですけど…笑

  • 第二弾
    一巻はいつ読んだか忘れていた。記憶をたどりながら読んでいく。幽斉ら登場人の過去のしがらみ、新たなる登場人物と内容は多種多彩、気楽に読んだところだが、女性作家らしき内容に好きなのか嫌いなのか悩むところ。

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著者プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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