すっとび平太-はぐれ長屋の用心棒(25) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.42
  • (2)
  • (6)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575665741

作品紹介・あらすじ

飲み屋・亀楽で客二人と賄いの婆さんが何者かに惨殺された。殺された客は料理茶屋の包丁人とはぐれ長屋に住む大工だった。下手人をお縄にしたいと大工の弟・平太に懇願された華町源九郎ら、はぐれ長屋の用心棒たちが探索に立ちあがる。探索が進むにつれ、闇の世界を牛耳る大悪党の姿が浮かび上がってくる。大好評シリーズ第二十五弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 内容(「BOOK」データベースより)
    飲み屋・亀楽で客二人と賄いの婆さんが何者かに惨殺された。殺された客は料理茶屋の包丁人とはぐれ長屋に住む大工だった。下手人をお縄にしたいと大工の弟・平太に懇願された華町源九郎ら、はぐれ長屋の用心棒たちが探索に立ちあがる。探索が進むにつれ、闇の世界を牛耳る大悪党の姿が浮かび上がってくる。大好評シリーズ第二十五弾。

    令和3年9月5日~8日

  • 源九郎らの会合に必ずいくのが「亀楽」だ。
    そこで、3人が殺される事件があった。
    長屋の住人も巻き込まれた。
    その被害者、益吉の弟、平太がどうしても仇を取りたいと泣きついてきた。

    3人の殺人事件の真相を探る。
    うちの一人は料亭の腕利きの料理人。
    続いて、同じ料亭の料理人が殺された。
    これは、何かそこに訳があるのでは?と、踏んだ5人。

    捜査を進めていくうちに。。。。

    腕利きの剣豪ばかりが主人公ではないとばかりに、このシリーズのいいところは、町人がそれぞれの利点を生かして、助け合うところ。

  • 亀楽で客二人と賄いの婆さんが殺された。客の一人ははぐれ長屋の住人、大工の益吉だった。益吉の弟、平太は孫六に子分にしてくれと頼む。兄を殺した下手人を捕まえるために。

  • あいかわらずの用心棒長屋
    大活躍です
    探索力強すぎ!

  • はぐれ長屋の用心棒25~飲み屋・亀楽で客二人と通いの婆さんが町人二人牢人一人に殺された。大工・益吉は長屋の住人で,庖丁人・梅七は柳橋の料理屋・吉浜の評判の腕前で,料理屋同士の争いに巻き込まれたと思われる。大工の弟・平太は下手人を見つけて欲しいと願い,礼金はなくとも華町や菅井も動かなくてはならないと考える。競合店の松波屋が脅しをかけていたと知るが,吉浜のもう一人の庖丁人が殺され,吉浜から前金百両がもたらされる。平太は岡っ引きになりたいと元親分の孫六に付いて歩くと,松波屋の女将に収まったおりんが浅草の女郎で,佃の伝兵衛という悪党の情婦だと知り,松波屋の離れを張り込んだ~どうということのない事件で,華町や菅井の剣の腕が冴える

  • 第二十五弾
    これだけの構成と内容で25回
    よくここまで続いた
    やはり水戸黄門型は気楽に読める典型か?

  • 巻き添えは御免

  • 115

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。

「2023年 『剣狼の掟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鳥羽亮の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×