1993年の女子プロレス (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.88
  • (6)
  • (4)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 61
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (808ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575714531

作品紹介・あらすじ

1993年4月2日。全日本女子プロレス、JWP、LLPW、FMWの4団体が横浜アリーナに集結し、史上初めてオールスター戦で開催された。北斗晶と神取忍による伝説の死闘が行われたこの日を境に、空前の女子プロブームが幕を開けた-。灼熱の季節を駆け抜けた、死をも怖れぬ表現者14人の証言集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大著、文庫 800 ページ弱のインタビュー集。
    全女の経営者の異常さとレスラー間の人間関係の異常さを、それぞれのレスラーが明確に語っているにも関わらず、そのレスラーが全女所属であることまたは全女レスラーへのリスペクトを表明していることの二律背反性が特徴的ですね。
    女子プロレスはほとんど見たことが無いんだけど、こんな状況なんだったならもっと観ておけば良かったなぁ。
    あれこれあったんだろうけど、北斗晶のインタビューが収録されていないのaは残念。

  • 2018/2/8購入

  • 当時、興業規模のレベルで最盛期だった女子プロレス界の前線にいた人たちの話。かなり滅茶苦茶な話だけれど、そんな中にも奇妙な秩序があり、それぞれの話はとても興味深かった。様々な人に聴くことで重層的な印象を持つこともそのことに一役買っている。少し時間が経って振り返っていまだから言える話の面白い版。

  • 単行本で既読。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒。文藝春秋に入社し、「週刊文春」「Sports Graphic Number」編集部等に在籍。2003年に退社後、フリーとして活動を開始。デビュー作『1976年のアントニオ猪木』が話題を呼ぶ。他著に『1993年の女子プロレス』『1985年のクラッシュ・ギャルズ』『日本レスリングの物語』『1964年のジャイアント馬場』『1974年のサマークリスマス』『1984年のUWF』がある。

「2017年 『アリ対猪木』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柳澤健の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×