- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575725858
感想・レビュー・書評
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血に塗れた家長権争いに巻き込まれた森田。秀峰を助け出すも、ここからが地獄だった。
「三人のうち二人を殺し 残った一人を『神威』の家長とする」
神威という家に取り憑かれた秀峰の狂気は、息子たちの欲望と恐怖を的確に突く。狂いつつも天才。ビルを覆う闇を混沌で染めていく。
「罪を背負った人間の疑念は一種の病気 決して癒せない 疑って疑って疑いつくす」
そんな中、目撃した森田たちも生きて帰れるはずがなく、田中とともに状況打破を試みる。銃を持った相手に丸腰で挑む覚悟。
「今 森田にできる選択は死に様だけ」
自ら死に近づいて活路を見出す森田の度胸強さがすごかった。修羅場での駆け引きはこれまでの経験も活きたよね。
そうしてケリがついたかに見えた家長争いは、エレベーターによって運ばれてきた死体とメッセージによって次のステージへ。長年虐げられてきた四男・勝広の逆襲。重武装した勝広に立ち向かうため、先ほどまで争っていた秀峰たちが団結するのが何とも皮肉。家長争いを静観していた松井組を皆殺しにした殺人鬼・勝広の恐ろしさ。
「鬼には鬼の甘さがある」
絶体絶命の状況で森田たちは生き残ることができるのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神威編。
一回読んだことあるけど、文庫版で収集中……
勝広に殺された松井組の人達の死体はアシスタントが書いたのかな?
なんか急にリアルな絵柄が混じってて笑えたw -
ここまで読んだ!fkmtはずるい、あんな絵なのにこんなにかっこいいまんがを描くなんて