ぼくは麻理のなか(1) (アクションコミックス)

著者 :
  • 双葉社
3.60
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本棚登録 : 965
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575841701

感想・レビュー・書評

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  • たとえば「悪の華」のような“心臓をわしづかみにするほどのぬるぬるとした触手的魅力”はこの作品にはないのだけど、その代わりにあるのがじっとりとした生理痛みたいな感覚だ(なんだそれ)。とにかく時間の流れがゆっくりでそこが非常にリアル。ブラジャーを選ぶところとか、トイレに入るところとか友達に触られて興奮しちゃうところとか、リアルをねっとりと描いているのはさすが。個人的には携帯を見ているシーンを推したくて、麻理の世界と功の世界と絶対交わらないはずの二者が交わってしまったことを功が儚んでいるように感じられて、とてもとてもすきです。あととにかく麻理さんの描き方が丁寧で、作者の業を感じる。押見さんの描く女の子は生だよねえ。

  • 押見修造にしてはドロドロ感が少なかった気がする、
    けど好き

  • 麻里はどこへいった???という疑問が1話で生じ、一筋縄でいかないことが分かった瞬間から好き。単なる入れ替わりストーリーではない。

  • グッとくるえろさ、絵の綺麗さ、ストーリー全て最高だった!
    グッとくるえろさとはって感じなんだけど、他に伝え方が分からない…
    私が男だったらもっと楽しめたと思う

    4巻好き

  • 6巻〜

  • 男女の入れ替わりものではないところが、先行きを興味深く思わせる。落ち着く先が全く読めない。

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  • おんもしれー笑

  • 男女の身体入れ替わりみたいなベタでエロスな話かと思っていたら、さにあらず。入れ替わったほうの人格はどこにいったかの謎が深まるサスペンス。

  • 作者のあとがきを読むと本編も違って読める気がする。
    女の体で中身は自分(男)のままではなく、女性として〜を追求したくてこの作品になってると思うと...う〜ん。
    だったら私も男として読んでみたかったな。

  • 君の名はの元ネタの一つか?

  • 『惡の華』に続いて押見修造作品は2作目のレビューです。

    グロテスクの一言に尽きます。怖い。気持ち悪い。一刻も早く読み終わらせたくてひたすらページを早くめくりながら読みました。
    血塗れの臓器がドバーッみたいなスプラッターでも無く、また奇形のモンスターが登場する訳でも無い。なのに、グロい。キモい。何なんだろうね、これ。

    「男女入れ替えもの」かなと思えば、「何だよくあるネタじゃん」と食傷気味にすらなるところです。最近流行った『君の名は』なんか有名どころですわね。
    ただ、仮に「男女入れ替えもの」として見るとして、『ぼくは麻里のなか』は『君の名は』と全く正反対の作品です。
    『君の名は』
    ・入れ替わってもそこまでお互いの肉体をオモチャにしない
    ・連絡が取れる
    ・入れ替わっていることがバレないようにお互いに気遣いし合う
    ・だから結果としてお互いの人間関係を壊さず、むしろ良い方向に持っていける
    ・最終的に恋が実る方向でハッピーエンド
    に対して、
    『ぼくは麻里のなか』
    ・入れ替わった麻里でオナる
    ・お互いに連絡が取れないままNEETの大学生(♂)がJK社会に放り出される
    ・入れ替わったことがバレた上に周囲に迷惑を掛けまくる
    ・結果麻里の人間関係をぶち壊し、大半の友人を失う
    ・恋が実りそうにない、というか実ったとしても決して嬉しくない展開
    といった感じでしょうか。
    ただ、実際のところ単純な「男女入れ替えもの」でも無さそう。麻里と入れ替わったはずの小森がどうも麻里ではないという衝撃展開だからです。

    これからどうなっていくんでしょうかね。。。

  • 『ぼくは麻理のなか』
    フジテレビ/毎週月曜深夜放送
    2017年10月16日から

  • 「近所のコンビニに決まった時間に来る女子高生の麻里。その子を少しストーカーしている引きこもり大学生の主人公。ある朝目覚めると、なんとその女子高生になっていて、、、?」

    単純に体が入れ替わる話かと思いきや、意外な方向に進んで驚いた。まさかその人があの人に憧れるとは。「無い物ねだり」にはこんな形もあるのか。

  • この人はエロスを追求し続ける方だなあと思う。自分がもし両性だとすると、片方の性しか生きていない様な感覚があるから、もう一方の女性の体・心になって人生を生きてみたいという発想は凄い。麻理ははたしてどこへ行ってしまったのか。その点も今後予想しつつ読んでいきたい。

  • キモくて良いですね。

  • 読んでて不安になる

  • 朝起きたら、
    小森功は吉崎麻理の体の中に入ってた?!

    小森功はニート。
    よくいくコンビニに通う女子高生の吉崎麻理の半分ストーカー。
    で、
    朝起きたら小森功は吉崎麻理になっていた?!
    ありがちな入れ替えものですね。

    初めての家族、
    初めてのJKライフにドキドキ。

    そんな中で功は自分の身体に会いに行くが彼は彼だった?
    吉崎麻理はどこに行ったの?
    入れ替えものではない!

    学校で柿口依に見破られる!
    2人で吉崎麻理を探すことになって2巻へ続く!

  • 誰もが振り向き憧れるような美少女女子高生になってしまった、オナニーとゲームにあけくれる目的のない日々を暮らす童貞大学生…という、萌え要素をかきたてる設定ながら、内面の自分が美少女の中に入ってしまっているのに、当の自分の姿をした人間が、別の自分としてふつうに生活していたり、中身を自分に乗っとられた少女の内面はどこにいったのかわからいといった謎がミステリーとしての興味をひく。さらに、憧れの女性の肉体を手に入れ、嬉しいというよりも、少女をいたわろうと一生懸命になったり、憧れの人の体の側からの視点で、自分や他人を改めて見つめなおすことになるというあたりのテーマはさすが押見修造の真骨頂という感じ。

  • 引きこもりの男が、朝目覚めると突然、コンビニで見かける憧れの女子高生になっていた。
    と、そこまではよくあるマンガ。
    ここからどうなるか気になる。
    押見さん特有のエグさと一筋縄ではいかない感じの予感がする。期待に応えてくれるのか、わくわく。

  • この人の描く身体はほんとにエロい。

    デフォルメがなくてリアルな女子の身体。

    押見さんが言っている、"女として世界を見てみたい"。
    この感覚はとてもよくわかるし、わたしにも同じことが言える。

    例えば、この漫画を"完全な男脳"で読んでみたい、とかね。

  • 女の子たちがキャッキャするだけのアニメとか、男の娘とか、もしかするとモテたいんじゃなくて、女の子になりたいという願望があるんじゃないの?と思ってた。やっぱりそうなのか〜。
    でもリアル女子のグループに混じったら、神経をすり減らす女同士の面倒臭さに絶望するに違いない。全く楽しくないということはないけど、見栄と妬みのない美しいだけの女の友情なんてありえない。
    男目線でどこまで女の生態を描けるのか、期待してます。

  • ちょっと見るだけ…のつもりが、グイグイ引きこまれてしまった。なんだこのパワーは。間違いなく、ここ最近で読んだ中で一番面白いマンガ。さえない引きこもり男が、憬れの女の子の体になってしまう、、、という、まあありがちな設定だけれど、その後の展開はまったく予想外。こんなにリアルにこのシチュエーションを描写できる手腕に脱帽です。続きが気になって3巻まで一気に読んでしまった。

  • なんと言うか、凄く嫌な漫画だ。ありがちなネタの漫画なのだが、その内容がありがちじゃない。嫌な夢を見ている時の気分。でも面白い。

  • 2巻まで読んだけど悪い意味でリアルだから凹むw

  • LINEマンガ1巻無料で読了。
    絵の可愛さ、リアリティ、生々しさ。今のところはそういったところしか特筆すべきものがないような。ストーリー的な引きがあって欲しい。今後そのような展開を考えているのかもしれないけど、だとしても1巻にそれを見せてほしかった。

  • ありがちな。。と思いきや展開は意外。

  • 一巻だけじゃただのエロい妄想なので何とも

  • 女子高生(美人)の中に大学生男子の魂?が入ってしまうお話(^ ^)

    ギャグではなくて、少しリアルな感じに展開して行くのでどこか新鮮でした(・∀・)

    女子高生である麻理は一体どこに行ってしまったのか?男子が女の子の体になってしまったどうする?!麻理の友達や家族達にバレないようにするには?!

    真剣に悩みながらイケナイ事をしているスリル感を味わっているような彼の姿に、ハラハラしながら読んでしまう一冊(^ ^)

  • 思春期といえば許される気がするが、よく考えれば全然そんなことはない変態性。そこがいい。いやあ、気持ち悪い。

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著者プロフィール

★漫画家。2002年、講談社ちばてつや賞ヤング部門の優秀新人賞を受賞。翌年、別冊ヤングマガジン掲載の『スーパーフライ』にてデビュー。同年より同誌に『アバンギャルド夢子』を連載した後、ヤンマガ本誌にて『デビルエクスタシー』などを連載。2008年より漫画アクションに連載した『漂流ネットカフェ』は、テレビドラマ化された。翌2009年より別冊少年マガジンにて『惡の華』を開始し、大好評連載中。

「2011年 『NEMESIS No.5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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