涙の乙女 大西巷一短編集 (アクションコミックス)

著者 : 大西巷一

• 双葉社 (2015年5月9日発売)

感想・レビュー・書評

[lovemusic718さんの感想 · 2016年5月15日]

３編は女性の復讐もの。
「男装の殺人鬼」は恋も絡んでいて切なくなった。
筆者のデビュー作「豚王」も話が衝撃的だった。
どの話も女性が凌辱されていてきつめ。

[hakubotanさんの感想 · 2016年2月12日]

ちょっとグロい。でも史実に近い。

[chokusunaさんの感想 · 2015年5月16日]

夫をフランス王の猜疑心のために殺された妻の、私財をなげうって兵を雇い、海賊にまでなっての復讐。自分を捨てて、弄んだ男への復讐のために、男装の殺人鬼となった者。スペインに蹂躙されたインカ皇女の復讐。そして、豚王と呼ばれた男の悪辣の限りと生い立ち、その目的地と。あまり知られぬ歴史上の人物を題材にとり、禍々しい雰囲気をまとい、語られる物語。

[恋乃さんの感想 · 2015年5月16日]

「奴隷ではなく／主人と／なりなさい！」
「運命の／主人に！」
と言う台詞はちょっと刺さった