- Amazon.co.jp ・マンガ (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575930740
感想・レビュー・書評
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お借りした本シリーズ
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太古から宇宙を見上げてきた地球の生物。人類は科学を駆使し、宇宙の明日に向けて矢を放つ。地球外生命の化石を目にし、ついに人間は太陽系第10番惑星の魔王星にたどり着く。
35年も前の作品なのに、全く色あせてないハードSF短編集vol1。月までしか行っていない人類が、太陽系の最果に着くまでを描いています。どの作品も見ごたえあります。化石を目にし感動。人間が行けない遠くへはどうする、という計画。不慮の事故、そして反物質。
「2001年宇宙の旅」のオマージュがいくつも。 -
素晴らしいの一言に尽きる。古き良きSFの味が出まくっている。11111111
以前読んだときにはそれほど強く印象に残らなかったのかもしれないが、?で人類の宇宙時代の黄昏を描いているところがよい。最終夜で旧世代と新世代がすれ違い別れていくところは自分が考えていた機械←→自然の話に似ていると気が付いた。でもやはりそれまでのストーリーの積み重ねがあったからこそあのラストの重みが出るのだ。また「宇宙船」がアニメデザインでないところがいい。「2001年」ぽいデザインも今見るとかえってかっこいい。全体を通して人類の宇宙進出から繁栄、そして黄昏と新たなる出発というまさに叙事詩。壮大でロマンがある。 19990209 -
またまた「宇宙兄弟」つながりで、SFに手を出したのですが・・・。
面白すぎてびっくりしました。
絵もとても丁寧で、緻密なストーリーで、宇宙を目指す人類のドキドキが伝わってきます。 -
星野之宣 の最高峰。
繊細な絵と、壮大でいてどこか温かさに満ちたストーリーが見事に組み合っている。
できれば文庫の小さい版じゃなくて、大きいサイズで読んでもらいたい。 -
究極のSFスペースオペラ•コミック。
80s宇宙レガシー。
文字通り時空を超えるこの圧倒的スケール感は、2001年宇宙の旅×百年の孤独はたまたスターシップトゥルーパーズ×ソラリスの陽のもとに、といったレジェンドの系譜をさまよいながら、「科学」が夢見たあらゆる宇宙へのオマージュになっている。
1980年代の希望と終末思想の彼岸に生じた近未来ロマンへの視座は、いまや“夢”としても描けなくなってしまった。 -
最初は2001年宇宙の旅のまま。
宇宙への旅の始まり、反物質の惑星:魔王への制覇まで -
面白かった。登場人物や時間や場所がコロコロ変わるから最初は短篇集かと思ったけどちゃんと繋がってました。
やっぱ宇宙は浪漫だね。地球もいつかは滅びるからその前に何とか脱出しないとね。生物に生きる意味があるとしたら、生きて進化して、生きて生きてとにかく生き延びて、何十億、何百億年と生き残った先に初めて分かるのかもしれん。なにが待ってるか知らんけど、なにかが待ってると期待したくなるなぁ。 -
この作者の緻密な書き込みには驚かされた。
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話がしっかりしているのでとても楽しく読めた。SF漫画として読んで損はないと思います。