ゑひもせす 新訂版 (アクションコミックス)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 71
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575939873

感想・レビュー・書評

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  • 絢爛豪華で美しい装丁に、杉浦日向子さんはじめ、本作りにたずさわった人々の思い入れが凝縮されている。
    ゑひもせす
    袖もぎ様
    ぼうずのざんげ
    もず
    通言室乃梅

    ヤ・ク・ソ・ク
    駆け抜ける
    花景色狐巷談
    日々悠々
    吉良供養
    の10篇を収録。これらの作品を20代に発表していたとは…。改めて、そのあふれるばかりの才能に魅了された。日向子さんの晩年を知る新潮社の福田由実氏の「眠らない姫君」、『ゑひもせす』を最初に刊行した双葉社の小倉美千子氏による「初版の忘れがたいエピソード」の2本のエッセイに加え、巻末には「杉浦日向子 著作リスト」も添えられている。追悼の意の込められた本書を手にして、本当にモウ日向子さんがいなくなってしまったのだと思い、今頃になって涙がこぼれた。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「本当にモウ日向子さんが」
      お江戸の人が話したくなって呼んだのかなぁ、、、
      「本当にモウ日向子さんが」
      お江戸の人が話したくなって呼んだのかなぁ、、、
      2013/02/15
  • たまにマイ江戸ブームがくるので、その時必ず読んでる。

  • 江戸が舞台の短篇集。装丁も美しい。

  • 出版社 / 著者からの内容紹介
    杉浦日向子 伝説の初期コミック作品集●思うに自分は、昔の私事、つまり<江戸時代人>が好きなんです。●きらめく才能の筆先を、ひたすら「江戸」へ向けて放った閨秀・杉浦日向子の初期作品集十話。

  • 新訂版がでたので、手に入りやすくなりました。

  • 短編集。「吉良供養」タメになりました。

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著者プロフィール

杉浦 日向子(すぎうら・ひなこ):1958年、東京生まれ。1980年、「通言室之梅」(「ガロ」)で漫画家としてデビュー。1984年、『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞受賞。1988年、『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞受賞。1993年に漫画家を引退し、江戸風俗研究家、文筆家として活動した。NHK「コメディーお江戸でござる」では解説を担当。主な漫画作品に『百日紅』(上・下)『ゑひもせす』『二つ枕』『YASUJI東京』『百物語』、エッセイ集に『江戸へようこそ』『大江戸観光』『うつくしく、やさしく、おろかなり』『一日江戸人』『杉浦日向子の食・道・楽』『吞々草子』等がある。2005年、没。

「2023年 『風流江戸雀/呑々まんが』 で使われていた紹介文から引用しています。」

杉浦日向子の作品

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