この世界の片隅に (中) (アクションコミックス)

著者 :
  • 双葉社
4.37
  • (366)
  • (217)
  • (96)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 2315
感想 : 149
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (138ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575941791

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館にて借りずに読んできた。
    主人公のとぼけていつつ明るい性格は、こういうマンガの王道な様な気がする。
    この作品も主人公のキャラクターもとても好きだけれど。
    下巻だけ本棚になかったので今日は読めなかった。
    早く読みたい。

  •  この辺りまではまだまだほのぼの。いろいろ緊迫した空気をはらみつつも、まだ平和。戦時中だけど。

  • (ネタバレ注意)

    上巻から引き続き、
    昭和19年7月から、20年の4月までの、
    主人公すずの日常。

    こまやかな描写で、戦時中の人々の生活がよくわかる。
    軍港である呉への空襲も激しさを増しており、
    読み手は、確実に「その日」に向かっているのを
    意識せざるを得ない。

    すずの実家は、家族は、南方へ出兵した兄は・・・
    (兄はすでに戦死の知らせが届いているが
     家族は誰も信じていない)

    下巻は
    「夕凪の街 桜の国」を超える1冊になるかもしれない。

  • 呉に来て、知合いや友達が増えたのに…見てて、主人公すずに並んで私も気持ちがいっぱいになってしまいます。

  • 「すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、ようやく呉の街にも馴染んできた。リンさんという友達もできた。夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。そして昭和20年3月、ついに呉の街にも大規模な空襲が! 戦争という容赦のない暗雲の中、すずは、ただひたすら日々を誠実に生きていく。」

    アニメも、ドラマも、マンガも、どれもよかった。

  • ほろ苦く切ない

  • りんと周作の過去が見えてくる。
    水原との再会。

  • 平和だったこの世界に侵食してくる戦争。
    敵機襲来の後から鳴る空襲警報に、慣れてしまうすずさん達。
    敵機を物珍しく見ようと防空壕に入らずに亡くなり、死体を放っておかれた男性。
    空襲の凄まじさはラジオでは知らされず、被害に遭った現場で初めて知る「空襲の被害は極めて軽微」の本当の姿。
    コロナの一番最初の国の対応とどこか似ているのは、日本はその点ではあまり成長していないのでしょうか。

  • すずも北條家に嫁ぎあくせくしてる間に、ようやく呉の街にも馴染んできた。リンさんという友達もできた。夫婦ゲンカもする。しかし戦況は厳しくなり、配給も乏しく日々の生活に陰りが…。そして昭和20年3月、ついに呉の街にも大規模な空襲が。戦争という容赦のない暗雲の中、すずは、ただひたすら日々を誠実に生きていく。

全149件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

こうの史代:1995年デビュー。広島市生まれ。代表作は「さんさん録」や、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞作「夕凪の街 桜の国」、アニメーション映画のヒットも記憶に新しい「この世界の片隅に」など。

「2022年 『ぴっぴら帳【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

こうの史代の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×