呪術の彼方へ: 力の第二の環

著者 : カルロス・カスタネダ 真崎義博

• 二見書房 (1978年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[atsu0545さんの感想 · 2010年4月1日]

未知の次元の最後で絶壁からジャンプしたカスタネダは自分の家で目を覚ました。そして、一連の出来事の真相を知るためにドンファンの弟子たちを訪ねることにした。。。
もう20年以上前に読んだ本なので、内容があまり思い出せないが、この本ではドンファンが去った後の弟子たちとの交流を描いていたと思う。この本で語られる考え「子供を作るとお腹に穴が開く」「お腹に穴の開いた」人間は不完全であり、穴を塞がない限りこの世界を超えて旅することが出来ない。「子供を作ることは、意識の輝きを子供に分け与えることになるので、親は以前の注意深さや熱意や魂の輝きを失ってしまう。」といった言葉にショックを受けた記憶がある。（正確には違う言い方だったかもしれない）

[仙道さんの感想 · 2008年8月30日]

カルロス・カスタネダの第5作目。

[ナオさんの感想 · 2006年9月13日]

４　男と女の違いを始めとする刺激的な考え方を展開した話題作。
カスタネダは文化人類学者として、ヤキ・インディアンのドン・ファン（仮名）から聞き取りを続ける。それは次第に、彼自身の内的な修行と化していく。「ナワール」と「トナール」、神秘体験と現実の自在な交流。