チアガ-ルブル-ス (二見文庫 ハ 7-14 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576052144

感想・レビュー・書評

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  • オリジナル・タイトル「TO DIE FOR」
    ヒロイン:ブレア30歳。ヒーロー:ワイアット32,33歳
    リンダ作品ではサスペンスロマンスを愛読していた私にとって、この作品って・・・悲しいけど、拍子抜けしてしまう作品でした。


    リンダのサスペンスロマンスを読まず、この作品を最初によんでいたら、すんなり流せる楽しい作品だったのでしょうが、
    「マッケンジー」や「ケル・サビン」「CIAマディーナ」を愛読していたので、ショックは隠せません。

    リンダのヒロインは逆境や不幸な生い立ち、不幸な過去を背負いながらも、「掃き溜めの鶴」(自分でもこの表現は好きではないですが、うまい言葉が見つからない)ドロ沼に咲く蓮の華のごとく、凛としている性格が大好きです。この作品のヒロイン:ブレアも、まぁ・・・ある意味・・・凛としていると言えない事もないのですが、、、。

    ・ワガママ
    ・(オトコ特にヒーローにも、オンナにも特に母親に)甘やかされたい
    ・(むかついたり、気に食わないと)すぐに母に言う、呼びつける
    (ブレアに直接行ったらカラテキックされそう)
    もう、典型的な「美貌に恵まれて生まれて来てしまったために、まわりから崇められ、それを当然のように自分でも心得ているけど、私はしっかり者!と豪語して信じている、オンナとして友達に持ちたくはない(ああ、これを読んで下さったリンダファンの読者の皆様ごめんない!でも私も本当にファンなんです!)性格のオンナ。

    でも、こんなヒロインが愛しくて愛しくてたまらない・・・っていうのが、ヒーローのワイアットなんだよね。
    ワイアット・・・最初、こんなステキな人いたらいいいのに!と。リンダの描くヒーローの中で、みんな行き過ぎて元気なのに対し、このヒーローも(もちろんアッチの方面では元気だが)
    警部補っていう立場が、捜査を支持する役職なので、危なくもなく、忙しくもなく(笑)、恋人や夫にするには、一番!って思っていたけど、やっぱりやめた。続編の「ゴージャス・ナイト」を読んで、それは決定付けられた。

    このお話はブレアの一人称で綴られている作品なので、もし、これが、他の作品と同等の書き方をされていたら、ブレアが好きになっていたかもしれない。一人称はブレアの心の奥を知りすぎる表現方法だった。反対にワイアットの男の気持ちがあまりわからない(わかりやすく書かれている部分もあるが、所詮ブレアの意識内での見解なので)男心をレクチャーするには、まったく役にたたない作品だった。

    一つだけ、大笑いしたのは、ブレアのフットボーラーを表現する言葉。
    「豚の皮を抱えて走り回る男たち」
    これは、ウケた!!

    犯人?もうどうでもいいって感じ・・・でした。

  • 刑事×元チアガール
    コンテのヒーローってこの手の話を聞かない男性ホルモン過剰男が多い気がする。どちらかというと願い下げなタイプ。しかしヒロインもそれに勝る女性ホルモン過剰タイプなので面白い。登場する南部の女たちというのが面白いんだけど恐ろしくて。「あたしのことどんだけ愛してるのか態度で示しなさいよ」というスタンス。ああ男じゃなくてよかったと思った。もし万が一、娘がこのぐらい高スペックな子に育ったら、南部女の知恵を教えてあげたい。そんなことしたら日本では結婚できなさそうだけど。

  • ブレないヒロインって好き。

  • ロマンチック・サスペンス。
    強引なヒーローと、ツンツン系ヒロインのやりとりがとてもいい。

  • 購入済み

    内容(「BOOK」データベースより)
    かつてはチアリーダーの女王、今は人気フィットネスクラブの辣腕オーナーとして鳴らすブレア。自慢のブロンド同様、人生は一片の曇りもなかった。あの日、殺しの現場を目撃するまでは。捜査を担当するのはワイアット・ブラッズワース警部補。元NFLのスター選手という異色の経歴の持ち主であり、二年前別れも告げずに消えたろくでなしだ。が、焼けぼっくいに火がついたとたん第二、第三の事件が発生。ブレアの人生もとんだ方向へ…抱腹絶倒のロマンティックミステリ。

    To die for by Linda Howard

  • あっとゆう間に読みおわってしまった。。。笑

    いつも思うけど、こんだけ激しく気が合う人と出会いたいもんだ。。。

    元チアガールで、美人の主人公が自分の経営してるスポーツジムで殺人事件を目撃する。
    事件現場にやってきたのは、昔の彼氏(警視)。
    再会して、二人の恋は再開するのか。。。??

  • 笑えるロマサス

  • 殺人事件に巻き込まれてしまったヒロイン。離婚が唯一の汚点ともいえる順風満帆な人生だったのに、一気に狙われる存在に。そんなヒロインを守るべく活躍するのが地元警察の警部補なヒーロー。この二人、実は二年前にあわやという関係にあった。ヒーローが別れも告げずにヒロインの元を去っていったのに、この事件を切っ掛けに焼けぼっくりに火がついて。
    正直、ヒーローの強引さがどうにも気になった。
    やっぱり女性は守ってやらなければならないモノという考え方が合わないのかも。特に体力、腕力にものを言わせて、という部分は受け付けない。でもヒロインは言うべきことは言っているし、けっこう報復もしているから、それで釣り合いは取れているのか。特にエンゲージリングを投げ返すシーンは良かった。

  • かつてはチアリーダーの女王、今は人気フィットネスクラブの辣腕オーナーとして鳴らすブレア。自慢のブロンド同様、人生は一片の曇りもなかった。あの日、殺しの現場を目撃するまでは。捜査を担当するのはワイアット・ブラッズワース警部補。元NFLのスター選手という異色の経歴の持ち主であり、二年前別れも告げずに消えたろくでなしだ。が、焼けぼっくいに火がついたとたん第二、第三の事件が発生。ブレアの人生もとんだ方向へ

  • リンダにしては珍しくカラっと明るい仕上がりになってるこの作品。
     まさに絵に描いたようなアメリカ娘と殺人事件の担当警部補/ワイアットのロマンスが笑えてスカッとします。

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