刺客の爪 無茶の勘兵衛日月録5 (二見時代小説文庫)

著者 :
  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576080192

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  • L 無茶の勘兵衛日月録5

    勘兵衛の弟、藤次郎が他藩に士官しちゃったからややこしい。半分が藤次郎側のはなしで耐えるしかない。そこのはなしはもちろん最後まで関わってくるんだけど。勘兵衛側の忘れ去られていた若殿にやっとスポット。勘兵衛の友人、七之助や利三は郷里に帰ってしまったので、江戸メンバーだけで処理。それにしても火盗の次郎吉を酷使し過ぎじゃないのか。ちょっと違和感。
    やっと山路亥之助の影だけちらり。この人のこと、すっかり忘れてたよ。因縁あるのに。
    それにしてもいろんな藩の関係者が名前だけ出てくる説明のくだりが長い!シリーズが長くなってきてるから仕方ないのかもしれないけど、一気読みとしてはジレジレする。

  • 第五弾
    弟落合藤次郎もそれなりに活躍する。
    相変わらず松平諸藩(旧結城秀康)お家騒動と老中が絡む展開
    今回も登場する忍び目付服部源次右衛門、味方なら問題ないが敵なら本当に難敵、用人松田も同様

  • 4/23

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著者プロフィール

浅黄 斑 あさぎ・まだら
関西大学工学部を経て技術系社員として会社勤務の後『雨中の客』で推理小説新人賞を受賞し、文壇デビューを果たす。
次いで『死んだ息子の定期券(他)』で第4回日本文芸大賞を受賞し確固たる地歩を築く。
近年は時代小説に傾注し、徹底した資料収集と分析に基づき、大胆なアイデアと論理的構成で、物語を創り上げて読者を魅了している。

「2019年 『落暉の兆 無茶の勘兵衛日月録20』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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