- Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576100982
感想・レビュー・書評
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さえない人生を送っていたジェンナーは、ダメンズの彼氏のビールのついでに買った宝くじが当たり大金持ちになった。代わりに親友と思っていた友人は去り、ある意味孤独な生活を送ることとなった。
新たな人生で見つけた親友シドニーに誘われ豪華客船でクルーズ旅行に行く予定だった。当日二人は別個に誘拐され、協力しないとそれぞれの友達の安全を保養しないと脅される。
不承不承に誘拐犯の彼女の役を演じるジェンナーだったが、元々人の言いなりになるのが嫌いな彼女はことごとく誘拐犯のリーダーのケールに逆らう。
このミッションの目的のために二人も誘拐する?というあり得ない設定だがまあそれはそれ。比較的テンポは良く、読み進めるのも苦ではなかった。ただ、二人が近づいていく心理状態の表現の浅さと、ほとんど無視されているシドニーの存在が減点対象 -
前半は、冴えない彼女の人生に舞い込んだ幸運の宝くじで変わった人生。後半は、豪華客船で彼女を待ち受ける罠と、彼女を拉致した男は何者で何を探っているのかという、サスペンス。
前半と後半のつながりがまったくなく、宝くじによって人を信用できなくなったという動機づけでしかないのは、もったいなかった。
ロマンス感は薄く二人の心理的な踏み込みはあまりない
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2788.html -
誘拐までして任務を遂行するものなのか?
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Burn
冴えない人生から一転、宝くじが当たって大富豪となったジェンナー。
七年後、豪華客船で突然、謎の一団に監禁され、ボスのケールの恋人役をする事になるが…という話。
実はケールの一団は政府の仕事をしている集団。
中々面白かったけど、リンダにしてはイマイチかな?
前半は宝くじにあたったらどんな手続きをすればいいか、破産しないには…の知識が書かれていて面白い。
最後は豪華客船は爆破されて死者も出ちゃうけど、何とか助かって、なんとジェンナーも一団に仲間入りしてます。 -
一攫千金宝くじで億万長者になったヒロイン。ヒーローはヒロインを拉致した謎の集団のリーダー。
話の展開が遅くてイライラさせられたが 動きはじめてからの後半は面白かった。こんな夢のような話にリアリティーがあったのは 宝くじ長者たちの現実に細かく目を向けていたからか。お金だけでなく環境の変化がヒロインをかなり傷つけていて可哀想だったが 彼女は強かったね。さすがハワード。
しかし船上でのロマンスがなかなか動かないので さすがに物足りないものがあった。悪役の心境描写を読みながら彼の死と狂気を感じた。 -
宝くじに当たった件は興味深かったです。
ヒロインの頭の回転が速く、ユーモアのセンスが好き。 -
購入済み
(BOOKデータベースより)
冴えない人生を一発逆転 !
………のはずが、
謎の男に囚われて恋人のふりをすることに !?
豪華客船で行くチャリティ・クルーズに参加するべく港にやってきたジェンナー。
だが船に乗り込むところを正体不明の集団に誘拐され、船室に監禁されてしまう。
さらにジェンナーは、集団のリーダーらしき男の恋人役を演じるように命じられる。
男の正体も分からない状況で、命じられるままに恋人を演じるジェンナーだったが
、しだいに男に惹かれていき、さらには謎の集団に対しても好意を抱きはじめる。
果たして男と集団の正体とはなんなのか。そして、思わぬ事態が客船を襲おうとしていた―。
なんで宝くじにあたったところから描かれてるのかしら?とも思ったんですが主人公の性格づけなのね。
時間軸が交差していてちょっと読みにくいところもありましたが慣れればなんとかなりました。
それにしてもちょっとなぁ、北朝鮮とか出てきたから期待したんだけどふぅん、って感じでした。
Burn by Linda Howard