その瞳が輝くとき (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (670ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576111360

感想・レビュー・書評

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  • 放蕩者が田舎娘に命を助けられ、怪我の介護で宿屋に入ったことにより、無理やり結婚させられる。
    人を信じる事が出来ない男が純粋娘に惹かれる話だけど、ヒーローが船で誘拐されてからが長い。一番力入れなきゃっていう、ヒーローを暗殺しようとしている、従兄弟の弟と伯母の所が短いし、ヒーローは最後までヒロイン信じてないし。普通に三ヶ月で両思いにならなかったら別れるっていうのをエピソードもっといれて、誕生日パーティしてもらってそれが新しい私達の結婚式みたいな終わり方の方が良かった。

  • 田舎の娘アレックスに命を助けられた若き公爵ジョーダン。女性を道具のようにしか思っていないジョーダンは義理でアレックスと結婚する。愛のない結婚生活をスタートした2人。気持ちが近づきそうになる度に起こる事件や誤解の数々。そんな2人に最後の最後まで焦らされる。聡明で純粋で溌剌としたアレックスがとても魅力的。対して終始ひねた態度でアレックスを泣かせるジョーダンではあるが、幼い頃の環境を知るあたりから、チラホラ萌えポイント出現。読み応えもありとても良かったです!

  • 放蕩&心に傷ありホーソーン公爵と田舎紳士の娘アレックスの物語。ヒロインアレックスが可愛い過ぎる!愛おし過ぎる!ヒーローのジョーダンや公爵未亡人をはじめとする登場人物との会話もユーモアたっぷり。お互いの気持ちを封じ込めてすれ違いまくるのでハラハラしながらクライマックスを迎えます。ヒーローの告白でしみじみした後のヒロインのつぶやき最高w 嗚呼、やっぱりロマンスっていいな、幸せだなと感じられた一冊。「あなたの心に続く道」が未読なので2人会いたさに読んでみる。

  • 読みごたえはかなりある ヒロイン⁽アレックス⁾がとにかく良い娘 ヒーロー⁽ジョーダン⁾にはもったいない
    大好きな父親から貰ったブリキのロケットの話 悲しすぎる( ノД`)ウゥゥ
    アレックスが祖父の時計をヒーローに渡す P604 「一年あまり前にこれを渡されたときには、くれるというならもらっておくか、というぐらいの気分だった」 マジか⁉ そんなこと思っていたのか アレックスの純朴な気持ちを思うと、許せん<`~´>
    未亡人になって社交界デビューしたアレックス 陰険の塊の社交界 愛人のバレリーナの存在 周りからハブられ笑い者にされていると薄々気付く それでもジョーダンの為にと健気に頑張るアレックス 読んでいて辛すぎる それに比べ愚鈍なヒーローにイライラ
    おまけに最後にきてまでヒロインを信じてない 人間不信にもほどがある 従兄弟一家の困窮ぶりにも全然気がつかなんだって…近所に住んでて小さいときから行き来あったら普通わかるやろ 百歩譲って困窮してそうに見えなくても親戚やったら援助しろ 愛人たちに宝石やらなんやらあげる金はあるねんし このヒーローは自分にしか興味ないのか アントニーの方がうん万倍もいい人に思える やっぱこのヒーローは嫌だ( ・ั﹏・ั)

  • 『 あなたの心につづく道 』前日譚。

  • マクノートの定番、ハッピー中盤の別れがあります。陰謀により出会いも別離も紡がれていくのですが、今回は死亡です。(たいてい二人のいさかいとか、すれ違いが多いので予想外でした)ただ、『あなたの心に続く道』を読んでいると、怪しげなあの人とかを容疑者から除外してしまうので、犯人当ては多少簡単になってしまいます。
    ロマンスの方はアレックスの魅力に楽しめませてもらえます。前半は純真で天真爛漫、後半は美しく勇気あるヒロインです。もちろんヒーローのジョーダン・ホーソーン公爵も魅力的です。(ひねくれたロディも◎)
    今回は分厚い一冊に収まったのはありがたいです。(上下になるとマクノートの読み返しは圧倒的に下に片寄るから)頑張って読む価値はあります。後日談も楽しみたいのでこれから『あなたの心…』を引っ張り出します。

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