- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576120645
作品紹介・あらすじ
見た目二十歳の遅咲きの座敷わらし・千早が棲みつくアパートの一室に、新しい住人が越してきた。今度の主は、大学院生の桧山冬樹。これまで人を幸せにした実績のない千早は、今度こそ!と意気込むが、妖怪を信じない冬樹に変質者と間違われ、危うく警察に突き出されそうに。なんとか同居にこぎつけ、冬樹の身の回りの世話をしつつ、彼の幸せをひたすら祈る千早だが…。表情の乏しい顔に感情の乗らない声。けれど感謝の気持ちは驚くほどストレートに伝えてくれる冬樹に、千早は惹かれてしまい-。
感想・レビュー・書評
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面白かったけど海野さんはワーキングものの方が安心して読める。もふもふ。
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★3.0。赤目と青目にはずっといて欲しかった〜!かわいらしい二匹に一番萌えました。感情のわかりにくいクール攻は苦手でBL的にはあまり萌えなかったものの、良いお話でした。しかし攻はほだされるのが早いというか手が早いというか…ちょっと唐突な気もしました。元々ゲイなんだろうか、と気になる恋愛遍歴。攻視点で心情を覗きたかったです。
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ファンタジーなお話でした。
後半の、千早が一心に冬樹の幸せを願うところは胸にきました。
チワワな赤目と青目がとってもキュートでした。 -
ダメな子千早ちゃん
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千早が受け入れられなかった…;一度気になると、やることなすこと鼻についてもうだめ(--;)
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うるうるできゅん。座敷童健気。ドジだけど。
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ファンタジーはあまり読まないのですが、これは当たりだった!!
主人公は座敷わらし(福の神的な存在だからなるには修行が必要)になるための修行に手間取って、既に「童」とは言えない年齢なんです。ついでに座敷わらしとしての能力も若干心許ない(笑)
それでも一生懸命に頑張るところに萌えもえの前半と、恋を覚えて自分の存在意義に悩む切ない後半のギャップがたまらんです。後半は切なくて泣けました。
ラストまでの展開にも座敷わらしという設定を生かしたストーリーが用意されていて、設定をきっちり生かしてあるのも作品として魅力的です^^
濡れ場は少なめですが初々しくて可愛いですよ♪
ファンタジー苦手な方にも是非読んでいただきたいです!