- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576130705
作品紹介・あらすじ
「男に尻を犯されたくて仕方がなかったくせに」-組の存続のため、自らの美貌と躯を餌に資金を集めることになった大久保組二代目組長の晴矢。男を欲しがる躯を恥じ、これまで守ってきた純潔を見知らぬ男たちに貪られる苦汁の決断。その調教を、幼いころから密かに想いを寄せていた若頭の橘に施されることに…。硬く閉じていた蕾を蕩かされ、蜜を垂らして悦ぶ躯は、やがて淫らに咲きはじめ-。
感想・レビュー・書評
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☆2か3か迷ったけど、とにかく節操のない受けって好きじゃないんで途中から最後まで読みきれるのか不安になったけど、一応気持ち的には一途なんですよ、受けが。攻めも一途なんですけど、お互いに中途半端。よくある話なら攻めが独占欲まるだしで受けを守るように別の最善を尽くすと思うんですけど、この攻めの最善はどうも安楽すぎ。まぁストーリー重視というよりも淫乱受けのエロに徹したかったのかなと思えばありえない話でも☆3に。
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ヤクザの若頭×二代目組長。
組の存続のため自らの躰を使って資金を集める決意をする二代目組長の晴矢。その調教を買ってでた若頭の橘。
とにかく最初から最後までエロ満載(〃艸〃)
書き下ろしの 青時雨 はすごかった(〃∀〃)
ちょっと残念だったのが挿絵かな。
もうちょっと色っぽい艶のある挿絵の方が良かったかな〜。
小説の挿絵って大事だから(〃▽〃) -
淫乱組長×若頭。モブありエロ濃いめ。
文体合わず、ストーリーもいまいち -
2010年に同人誌に掲載された作品を加筆修正したもの。商業誌としては食傷気味な古いタイプの893ものですが、一部マニア受けしそうなハードプレイがてんこ盛りでした。年の差、主従、下克上とピンポイントの王道萌え。
エロ的には濃厚で文句無かったのですが、ストーリーが若干詰めが甘く突っ込みどころが多かったような気がします。ハードシリアスな893の世界に設定しているわりに、何の事件も起こらず抗争めいたものも無く、登場人物も少ない。組長と呼ぶにはあまりに頼りないお坊ちゃまの乱れまくったHのみが描かれていて、ちょっと手ぬるい感じでした。
ただ、同人誌だったという点から見れば、エロ特化の893ものとして読者のニーズにしっかり答えていた良作だと言えます。
かつては力のあった大久保組は、二代目の晴矢になってから上納金にも事欠くほどシノギが減り衰退の危機に直面しています。
晴矢は組長の器としては未熟で、若頭の橘の働きで辛うじて体面を保っている状況なのです。
そしてついに、弱小化してしまった組の存続のため、晴矢は自分を欲する男たちの前に身を投げ出し、シノギをかせぐことを余儀なくされます。
そして、そのために密かに恋焦がれていた若頭の橘から性技を躾けられるハードな調教を施されることに。
定番お約束のSM調教ががっつり。既視感のあるシーンとセリフばかりですが、濃厚なのでかなり扇情的です。組長の身体がどんどん作り変えられていきます。かなりあれやこれやされてしまいますが、そもそも橘のことが好きなのだし、かなり先天性魔性な面も持ち合わせている晴矢なので、あまり不憫とかかわいそうって思わなくてすむところは楽です。
ただし、シノギのために橘以外の男たちとの性の饗宴シーンもあるので、ちょっと複雑な気持ちになります。
カラダ使う以外にもっと方法はなかったのか?と思ったりもしますが、そうなるとせっかくのお楽しみ場面が皆無になっちゃうというジレンマが…!
やはり、エロの見せ場としてこういう同人的設定は必須なんですよね~
そこを前提にして読むと、楽しんで読める内容だと思いますww
書き下ろし「青時雨」はさらにエロエロ。晴矢に徳利が!!そりゃ、橘も驚愕です…