桜と雪とアイスクリーム ~いばきょ&まんちー3~ (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
制作 : 草間 さかえ 
  • 二見書房
3.95
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本棚登録 : 59
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576150666

作品紹介・あらすじ

春-和やかに花見を楽しむ楢崎&万次郎と、茨木&京橋。しかし美しい桜と裏腹に、彼らの話題はいささか物騒。それというのも数ヶ月前、茨木が出張先で行方不明になり、殺しても死にそうにない万次郎が死にかけるという騒動があったからで…。「大切な人の大事なときに、傍にいなくてどうするんですか」京橋の痛切な訴えに、万次郎を居候と言ってはばからない楢崎も我が身を顧みることに…?

感想・レビュー・書評

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  • ひたすらまったり日常。
    これが箸休めで何か事件とか起こっちゃうのかしら。
    ある意味いばきょまんちーの通常営業なのだが。

  • 久しぶりのいばきょ&まんちー♡ ほのぼのまったりいくのかなと思わせるような題名とは裏腹に2CPが大変な事に。茨木さんもまんじも良かったよ… ちーの命令という名の精一杯の愛情表現がたまらなかった。この先何があるかわからない、今まで隣にいた人が突然いなくなってしまうかもしれない恐怖… この事件によって今後のあり方を考えるようになった2CP、お互いの強い想いにウルッときました。

  • 【ネタバレあります】


    今までも何となくそれなりの問題?があった4人だけど、今回はそのうちの2人に大変な出来事が!

    最初に茨木がトルコで消息不明になります。
    テロで爆発したバスで毎朝通っていたはずなので、巻き込まれた可能性が高い、と。全然連絡が取れなくて、京橋先生はすぐにでも現地に行きたかったけれど、身内でもなんでもない立場ではどうすることもできずにただ待つだけという。

    最初は、ああ、ネタがつきちゃったのかな?と思ったけど、その後の二人をめぐる楢崎の価値観とかが、この後に起こるまんじの急病でいろいろ変わって行くわけです。
    まんじは、机の角に頭をぶつけたけど平気~とへらへらしているので楢崎もそうかとそのまま寝てしまうのだけど、夜中に異様な物音で起きてみたらトイレで吐いた状態で意識を失っているまんじをみつけて、医者としてそれなりに冷静に対応して救急搬送したけど、翌朝、そのことを知った京橋の目からみて憔悴しきった楢崎の姿があって。
    それまで、まんじはあくまでも恋人ではなく身体の関係もある同居人、の体を崩さなかった楢崎に心境の変化が訪れて。
    もちろん、無駄にプライドの高い楢崎が素直に気持ちを言い表すわけでは無く、最大の譲歩的なセリフが「来年も同じように一緒に桜を観よう」
    「それまで何があっても自分から家を出て行くことは許さない」という、上から目線の命令だったのだけど、まんじにとっては、それだけで十分すぎるセリフで。

    読んでいてこっちまでジーンときました。
    ジーンときたと言えば、トルコから戻って来てしばらくした後に、ちょっと甘いものを食べたいね、といって漁った冷凍庫で見つけたアイスクリームが、実は茨木が行方不明で何も食べられなかった京橋が当時せめてアイスクリームくらいなら食べられるかな、って買ってきたものだった、そしてそれを今茨木が見つけて救って食べさせてくれてる、そんななんでもない幸せに涙するシーンでは私までもらい泣きしました。


    はっきりいって、こういうザ・事件です!的なのはどうかな?って思っていたけど、こういう非日常な出来事を通して人間関係って成長して構築されていくのかもしれないな、って思いました。

  • イバキョマンチーきた〜。いいわあ。末長くお幸せに。

  • あらすじ
    春―和やかに花見を楽しむ楢崎&万次郎と、茨木&京橋。しかし美しい桜と裏腹に、彼らの話題はいささか物騒。それというのも数ヶ月前、茨木が出張先で行方不明になり、殺しても死にそうにない万次郎が死にかけるという騒動があったからで…。「大切な人の大事なときに、傍にいなくてどうするんですか」京橋の痛切な訴えに、万次郎を居候と言ってはばからない楢崎も我が身を顧みることに…?

    ホントに大変!!

  • 待っていました、心から待っていました。
    発売を知ってから毎日心待ちにしていました。

    今回はお互いのパートナーが窮地に立たされるという、今だからこそお互いの立ち位置・存在を顧みるというお話でした。
    京橋先生の感情の豊かさは可愛いし、茨木さんの飄々とした重たい(笑)愛情は健在だし。
    茨木さんが外国で行方不明になった時に京橋先生の心情が辛くて。でも、周りの暖かさ、戻ってきた茨木さんへの気持ちなど気づくことが多くて、振り返れる頃には一つ階段を上がった関係になった気がします。

    まんちーの方は・・・・・
    まさかの間坂万次郎が瀕死!!!!!帯にも書いてあり、にわかに信じられない感じでしたが日常に潜む怠慢というか、慣れというか。
    本当に相手へ、態度だけではなくちゃんと伝えることの大切さを説くお話だった気がします。
    文中にもある言葉が、全てを物語っています。

    あいかわらずちーさんはツンツンだけど、心配する気持ちが不安に変わり、医者なのに気付かなかった自分を責め、言葉はきついのに言ってることは甘い束縛。
    まんじ、良かったね。君は必要なんだよ!!!

    この先もこのいばきょー&まんちーが続いてくれることを切に祈っています!大好きな4人です!!
    ハートにサプリの梅枝さんが出てきたり、加島さんも出てきたり。
    K医科大を取り巻く他のメンバーのお話ももっと読みたいです!

    メス花の新刊はいつですか?!
    そして、出来ればK医科大+サプリメンバー合同の1冊が出てくれたらなぁと・・・。

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著者プロフィール

椹野道流(ふしの みちる)
兵庫県出身の小説家、監察医。1996年「人買奇談」で講談社の第3回ホワイトハート大賞エンタテイメント小説部門の佳作を受賞しデビュー。その後発売された『人買奇談』に始まる「奇談」シリーズ(講談社X文庫ホワイトハート)が人気となりロングシリーズに。一方で、法医学教室の監察医としての経験も生かし、「鬼籍通覧」シリーズ(講談社文庫)など監察医もののミステリも発表。
著書に「ローウェル骨董店の事件簿」シリーズ(株式会社KADOKAWA)、「貴族探偵エドワード」シリーズ(角川ビーンズ文庫)など多数。人間味溢れる魅力的なキャラクター描写で読者の支持を集める。
「春眠洞」名のサークルで、自著のシリーズを含めた同人活動も行う。

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