逆ハーレムの溺愛花嫁 (二見書房 シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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本棚登録 : 36
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576151427

作品紹介・あらすじ

姉の身代わりにカディル王国の王女のふりをすることになった波留は、隣国の王子で聡明なナディムと勇猛なファルークの兄弟のうち、どちらか一人を結婚相手に選ぶことに。決めるまでの間三人は離宮で蜜月を過ごすのだが…。「我々二人の心からの寵愛を、その身でお受けくださいませ」-王子たちは熱烈な愛の言葉と共に波留に愉悦に染め上げ、思うさま熱い楔を打ち込んできて…。

感想・レビュー・書評

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  • 健気受は可愛かったけど、最初からネタがバレバレな感じと、ヒール役が割とサラッと流されて終わったとこがちょっとなぁ。

  • 面白かったです。

    元々、アマゾンで見つけて興味を持った本でした。
    ただ、コチラ、購入された方のレビューが微妙なところでした。
    今まで本の感想というのは千差万別だと思ってきたけれど、今回はまさに皆さんの感想と「同じ」です。
    BLでは王道の花嫁ものながら、設定は「逆ハーレム」という辺り、斬新だし、内容も面白かった。

    ―のではありますが、25歳成人男性が幾ら何でも、あまりに流されすぎというか自分というものを持ててないというか。
    皆様の感想とまったく同じです。

    ただ、主人公はとても良い娘(男)です。
    心もキレイだし、優しい。
    なので、雰囲気に流されすぎといっても、そこまで嫌みな感じませんね。
    しかし、攻めの二人のイケメン皇子様たちは波留を好きだ、大切だと言いつつも、やっていることは結構残酷だとは思うのですが、、
    その辺りは作者さんがあとがきで「私は鬼畜系が好き」とおっしゃっているのがまさにどんぴしゃりのような気がしました、、、
    波留が何故、動物恐怖症になったのか、過去の悲惨な体験によるものだという意外性などストーリーも伏線が張られていて、よく練られたものであるにも拘わらず、何故か読後も違和感が残り、すっきりしないのはどうしてなのか判りません。
    主人公の素直で優しい性格の良さで随分と全体的に救われている感があります。

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